メルセデス500Eエアークリーナーボックス 修正

mercedes6 先日塗り終えていたE500エアークリーナーボックスの凸文字とスリーぽインテッドスターですが、一部仕上がりが悪い箇所があるので修正していきます。まあこれだけの内容ですから一度で終わる筈はありませんよね。ある手程度は覚悟していたのでもう少し時間を掛けていきます。

上の画像はスリースターを塗り直しているところで、三角の右端の方に黒く見える部分が具合が悪かった箇所を削ったところです。マスキングを剥がすのが遅れて塗膜の端が捲れてしまったので削って平滑にしています。 マスキングを終えたらもう一度全体的に塗装します。

mercedes7 上のスリースターは実はそんなに時間が掛からない方で、実際には文字の修正の方が大変です。やはりブツ切りでの見切りだとシャープさに掛ける箇所は出来てしますのです。

上の画像だと「E」の下の方に小さな欠けのような箇所があって、こういった部分を虱潰しに修正していきます。

mercedes8 修正方法としては文字全体を塗るのではなく「エッジ」の部分だけですから一個当たりに掛かる時間は短時間で済みます。ただこれを30箇所くらいやっていくので結構な時間にはなってしまいますかね。上の画像はマスキングをした状態です。ちょっとしたことですが意外と気になるんですよ。

mercedes9と言う事でこんな感じで終了です。クリアーは塗りませんが硬化剤は入っているので塗装後は直接触れないように気をつけながら次の修正箇所に移ります。一箇所に掛かる時間は5分~10分程度ですかね。終わりが無い訳では無いのでそんなに嫌な仕事ではありません。

そして遂に終了!・・・と思いきや、結局気になっていた箇所もやる事にしました。

mercedes10スリーポインテッドスターの外側には1ミリくらいの「溝」が彫ってあって、マスキングの都合上、この溝の中にもシルバーが入ってしまっています。まあ当初からこれについては解っていて、一応ゴトー氏に意見を聞いてみたら「エンジンルームの中でしょ?普通そこまで見えないでしょ」との事でしたからこれで終了にする予定ではありました。が、結局気になってしまったのでこの溝の中は黒で塗り直す事にしました。まあここまで来たらやらない方が夢見が悪くなるのでやってしまうに限りますね。

mercedes11 こんな感じでマスキング完了です。「おいおい、どこを塗るんだよ・・・」って感じもしますが、よく見ると確かに溝があるのが解ると思います。確かに塗って意味があるのかどうかは微妙ですが、本来は黒い箇所の筈ですから塗って間違いでは無いかと・・・。

mercedes12そして黒も塗り終えて遂に全ての作業が完了しました。

完成画像は明日改めて紹介しますね。元の状態とその大変さが解っていればその見た目はかなり感動出来るのですが、単にそれだけを見ると余りにも普通過ぎる気がしないでもありません(笑)。とにかく作業は全て完了しておりますのでご安心下さい。大変お待たせしました!