ランサーの内装パーツ4点も全て梨地で、こちらもアテンザのグリルと同じくサフェーサーの代わりに2Kエナメルを下塗りとして塗って下地を造ります。
こちらはエアコン吹き出し口のパネルですね。固定方法が違うのは下塗りの時点でどっちが良いか試しています。
プラスチックプライマーを塗ったらグレー色にした2Kエナメル(通常は1コートソリッドと呼びます)を塗ります。使い方としては通常のクリアーと同じで、画像では2コート塗り終わった状態ですがまだ表面がザラザラしているのが判ると思います。
「もっと沢山塗れば埋まるんじゃ」と思いがちですがそれは逆効果で、そもそも膜厚を充填したかったらやはりここではサフェーサーを用いるのがセオリーですし、クリアーをタップリ塗ってもデロデロとした締まりの無いラインにしかならないので、この方法ではあくまでも肌を整えるくらいに留めておいた方が無難ですかね。
この後熱を掛けて強制乾燥させ、完全硬化したら表面を軽く研いで本塗りとなります。もう少々お待ちくださいませ!