シビックヘッドカバー 結晶塗装本塗り

civic8 こちらもお待たせしました!ホンダシティに搭載予定のシビックエンジンヘッドカバーですね。新品でしたが「後で剥がれたら嫌なので」との事で既存の塗膜は一旦全て剥がしての塗り直しとなります。

ホンダ系のヘッドカバーは、結晶塗装では無く「シルバー」が塗られている物がありますが、そちらは比較的剥がれ難い塗膜のようです。実際それを剥がそうとしても結構大変なのです(故に新品状態であれば剥がさない方をお勧めしています)。

対して元々結晶塗装の黒が塗られていたこちらは、オーナー様の御懸念通り比較的剥がれ易かったと思います。溶剤槽に漬け込んでおいたら殆ど塗膜は剥がれてくれました。中々興味深い検証結果でしたね。助かりました。

civic9ホンダ系のヘッドカバーはネジ周りなどは最後に切削して仕上げられているのでそれに合わせてマスキングを行います。

civic10 同じくリン酸処理後にプライマーを塗って本塗り開始です。

civic11そして本塗り完了です。お待たせしました!

かなり凄い色ですが、オーナー様の御希望に沿って作成しました。パールも含まれているので角度がついている部分は普通とは違う見え方になっていると思います。と言っても通常の塗装とは違って艶がある訳では無いのでそこまでの色変化はありませんが、それでも「???」といった感じは出ていると思います。

こちらも最後に凸部の面研を行いますので、そちらが完了しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!