シビックメッキモール塗装承ってます

 先日到着しておりましたシビック用のホンダ純正メッキモール一式です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

一番手前がリヤテールゲート用のモールで、上の4個はドアのロアモールとなります。

色は艶ありの黒で、クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」への変更で承っております。

取り付けは両面テープで行うようになっていて、今回は脱落防止の事も考えてこちらはマスキングをしてそのまま残すようにします。

またメッキ素地に直接上塗りをしても十分な密着性が得られませんので、いつものようにメッキ素地用の下地を作ってからの塗装とします。

ちなみに車体はこれから納車と言う事で、恐らくは塗装の事についてディーラーさんにも相談されたのでは?と思いましたが、少なくとも私がディーラー(のサービスセンター)に勤めていた時にメッキを塗装すると言う事は一度も無かったので、もしかしたら断られていたのかも知れません。塗っても剥がれてしまうと言う事で、恐らくフロントで受付自体していなかったのだと思います。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!

ホンダシティのヘッドカバーが装着されたようです

city一年以上前に結晶塗装をご依頼頂いたシビックのヘッドカバーが無事車体の装着されたとの事で、先日オーナー様より画像を頂きました。ただヘッドカバーを搭載した車体はシビックでは無くHONDA CITY(!)でして、なるほど装着するのに時間が掛かったのも納得です。まるでリアルよろしくメカドックじゃないですか・・・(判りませんか)。

civic5こちらが完成した時の状態で、元々は新品でホンダ純正の黒い結晶塗装が施されていましたがそちらは全部剥がして新たにブルーパール系の結晶塗装に仕上げています。

civic6ちなみに最初に紹介した画像はオーナー様がSIGMAのDP2Merrillなるカメラで撮影した物で、私が社外記で紹介している画像の殆どもこれと同じカメラを使っています。何かの間違いで購入してしまったらしく(笑)中々苦労している模様です。判ります判ります(笑)。

尚ここで紹介している完成時の画像はNIKONのD200と言うカメラを使っていて、一眼レフですがもう10年前のカメラなのでこちらも色々大変です(苦)。とにかくもう重くて重くて・・・。

わざわざ画像送って頂き有難う御座いました!

ホンダシビック(froシティ)ヘッドカバー結晶塗装 完成

civic5こちらもお待たせしました!シティに搭載予定のシビックヘッドカバーも本日無事完成となります。

civic6今回の色に単なる水色では無くパールも使われていますので、角度によってはそれっぽい質感に感じられると思います。結晶塗装では余り使いませんがこういった事も中々面白いですよね。

civic7反対側から見ると光に当たって反射した箇所はそれっぽく光っているのが判ると思います。

ちなみに以前「この後にクリアーを塗れば汚れが防げるんじゃないか」と思って実際に試してみましたが散々な結果に終わりました。クリアーの下に美しい結晶塗装が琥珀のように見えるのではと思っていましたが、単なる汚い塗装にしか見えなかったのです・・・。まあ何事もやってみないと判りませんからね。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度もご贔屓頂き有難う御座いました!

シビック(for CITY)ヘッドカバー 凸部研磨

civic3 ホンダシティに搭載予定のシビックエンジンも無事結晶塗装を終えていますので、最後の仕上げに凸部を研磨します。こちらは面積的に少ないので作業的にそんなに時間は掛かりません。5Mくらいフィンがあるとそれはもう大変ですので・・・。

civic4こうやって削る作業をしているとアルミの種類(堅さ)も色々と判ったりします。5Mは比較的堅いアルミでしたが、こちらは結構柔らかいアルミのようで主にホンダ系は柔らかい傾向にあると思います。これに対して堅いのは日産系で、L型のタペットカバーやFJエンジン、S20も非常に堅く、作業時間もそれだけ多く掛かってしまいます。まあどちらも私の気のせいかも知れませんが(笑)。

それではこちらも完成しましたら改めて紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!

 

シビックヘッドカバー 結晶塗装本塗り

civic8 こちらもお待たせしました!ホンダシティに搭載予定のシビックエンジンヘッドカバーですね。新品でしたが「後で剥がれたら嫌なので」との事で既存の塗膜は一旦全て剥がしての塗り直しとなります。

ホンダ系のヘッドカバーは、結晶塗装では無く「シルバー」が塗られている物がありますが、そちらは比較的剥がれ難い塗膜のようです。実際それを剥がそうとしても結構大変なのです(故に新品状態であれば剥がさない方をお勧めしています)。

対して元々結晶塗装の黒が塗られていたこちらは、オーナー様の御懸念通り比較的剥がれ易かったと思います。溶剤槽に漬け込んでおいたら殆ど塗膜は剥がれてくれました。中々興味深い検証結果でしたね。助かりました。

civic9ホンダ系のヘッドカバーはネジ周りなどは最後に切削して仕上げられているのでそれに合わせてマスキングを行います。

civic10 同じくリン酸処理後にプライマーを塗って本塗り開始です。

civic11そして本塗り完了です。お待たせしました!

かなり凄い色ですが、オーナー様の御希望に沿って作成しました。パールも含まれているので角度がついている部分は普通とは違う見え方になっていると思います。と言っても通常の塗装とは違って艶がある訳では無いのでそこまでの色変化はありませんが、それでも「???」といった感じは出ていると思います。

こちらも最後に凸部の面研を行いますので、そちらが完了しましたらまた紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!