カーボンフレーム&フォーク 旧塗膜剥離中

project12カーボンとクロモリで構成されたフレームとフォークも大分剥離作業が進ました。エアーツールは使いましたが基本的に人力での剥離作業なのでやはり相当時間が掛かっています。

project13そして残る継ぎ手やボトルゲージが付く部分ですが、この辺りは形がイビツなのでペーパーでの研磨では剥離しきれませんからこの後はサンドブラストで剥がす事にします。

「だったら最初からそれで全部剥がしちゃえば」と思われそうですが、私も以前ブラスト屋さんに相談はしたら砂をそれ専用の物に一旦全部換えるのでフレーム一個だけで10万円以上は掛かる、との事でした。「出来ない」とは言わない所がプロっぽくて良いですよね。ただそのお金を掛けてやる意味があるのか、という事です。なので今回は手で削ってます。

ブラスト前のマスキングに関しては先方さんがやってくれるとの事ですので、こちらはそれが判るように「目印」としてだけ仮貼りしています。

ブラストが終わって戻ってくる時はクロモリの地金が出ている状態なのでそのまま即プライマーを塗りたいですから後はこのタイミングを見計らってお願いする事になります。都合が合えば一旦車で来て直接持ち込むか、或いは発送でお願いするかも知れません。取り扱いには注意して欲しい旨を伝えてありますのでその点は御安心くださいませ。ちなみにフォークはこちらで行います(極小面積なのでこれなら直圧ブラストで無くても大丈夫なのです)。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。戻って来たらエポキシ形のプライマーでの重防錆仕様を予定しています。