マウス 素地調整

mouseこちらもお待たせしております。キーボードの枠と一緒にご依頼頂いているマウスカバーですね。

自家塗装で塗られていたシルバーはシンナーでふき取って、あわよくばその下にあるラバーコートも一緒に取れてくれれば・・・なんて思っていましたが、これが予想以上にしっかりしていたので結局ペーパーで削る落とす事にしました。ラバーコートを溶かす以前にシンナーが母材のプラスチックを侵してしまうんですよ(危)。

mouse1ラバーコートは切削性が悪いので最初は粗めの#120である程度剥がし、その後#180→#240→#320と整えます。「プラスチック素材に#120なんて大丈夫なの?」と思われそうですがその後に均せば問題はありません。テールランプなども社外品でバリがひどい場合には同様の処理をしますので。

mouse2こんな感じで無事除去が完了しました。さらに#400→#600→#800→#1000→#1200→#1500→#2000→#3000→ポリッシュ作業を行えば透明なプラスチックの状態にも戻せますが、今回はシルバーに塗りますので意味が無いですし、その場合は均し作業が大変なので最初から#120なんて番手は使いません。せいぜい#240からのスタートですかね。

ちなみにこの状態だと耐溶剤性に弱い状態なので直接上塗りは出来ませんから(塗れない事は無いですがシルバーメタリックのアルミ粒子がちゃんと並ばず変な模様になります)、一旦それに耐えらえる下地を造る事にします。

もう少々お待ちくださいませ!