マウス&キーボードカバー 本塗り

mouse3 こちらもお待たせしました!先日下塗りを行っていたキーボードの枠とマウスカバーは無事艶消しシルバーで塗りあがっておりますので御安心下さいませ。

画像は色を確認しているところで、今回はスタンドックスの原色色見本帳を参考にしてMIX812の原色を選ぶ事にしました。

mouse4 ちなみにこちらは色の参考にとお預かりしたキーボードで、手のひらが当たる箇所の塗装は擦れて消えてしまっています。結局ベースコートのみの塗装だとこうなってしまう訳ですよね。今回はクリアーを塗るので、手の摩擦程度で塗膜が擦り切れるという事はありませんから御安心下さい。

mouse5 先日塗っておいた下塗りは表面を軽く研磨してあります。

mouse6「塗装するのは表だけだから」と油断していると、意外とフチに色が入っていなかったりするのでこんな感じで宙に浮かしたような状態にするのは小物塗装の基本的なセッティングです。ちょっと見た目はアレですが、塗る時は左手で板を持ってグルグル回しながら右手でスプレーします。なので裏返しにしても落ちないように固定しています。

mouse7 シルバーを塗ったら艶消しクリアーを塗って本塗り完了です。画像だとちょっと輝き過ぎていますが実際にはシットリと落ち着いたシルバーになっていますので御安心下さい。艶も綺麗に消えて良い感じに仕上がっていると思います。

mouse8キーボードも同様に完成です。元の黒いプラスチックから考えると全然違いますよね。部品の形自体が角ばった形状なのでとても機械的と言うか格好良いです。恐らくは今回の塗装費用でキーボードが何個か買えるくらいですから相当お気に入りの一台なんでしょうね。

前回同じようにマウスの塗装例を紹介しましたが、他にも似たような物があったのでちょっと紹介させて頂きます。

wii1コントローラーのゴールドカラーが限定色なのかどうかは判りませんが、このヌンチャク(と言うコントローラーらしいです)をお揃いのゴールドに!という事で御依頼を頂きました。もう二年前なんですね。

wii そして出来上がったのがこれです。笑っちゃいますよね。ボタンも同じようにアイボリー色に塗ってあります。

遊びにしてはお金が掛かり過ぎている感がありますが、これとは別にSEGAか何かのコントローラーを塗った時はそのオーナー様曰く「殿堂入り」という事でショーケースに飾っていたりするそうです。世の中変わった方も居るんだと思いましたが、それに対応する塗装屋が居るというのもちょっと変わっているのかも知れませんね(笑)。

それでは完成次第改めて紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!