CBR250F クラッチ&クランクケースカバー 旧塗膜剥離

cbr10 こちらもお待たせしております。「結晶塗装の黒」で御依頼頂いてるCBR250Fourのクラッチケースカバーとクランクケースカバーです。

クランクケースカバー(右側の小さい方)は去年から溶剤槽に沈めておいたので旧塗膜はワイヤーブラシで綺麗に落とせました。大きい方のクラッチケースカバーはベアリングが二個打ち込まれていて外すのも取り付けるのも難しそうなので今回はマスキングで対応します。なので溶剤槽には入れられなかったんですよね。

cbr11 と言う事でこちらは人力での剥離作業となります。平面はダブルアクションサンダー#120である程度削り落としておき、入り組んだ箇所はサンドブラストで除去します。

ちなみに大きい方は新品だったので旧塗膜は剥離せずに上から塗り重ねる事も検討していましたがやはり念の為と言う事で剥離する事にしました。実際に剥がしてみると案の定と言うかプライマーは塗られていないので結果的に剥がしておいて良かったですね。アルミ素地に直接上塗り(今回の場合は黒)してしまうといずれ剥がれてしまうのは確実ですので。ちなみに小さい方はちゃんとプライマーが塗られていました。

cbr12そしてサンドブラストも完了です。これで安心です。

小さい方にはエグれた様な傷があったのでそちらはエポキシパテで修正しておきます。準備が整いましたらこれと一緒に日産L型ヘッドカバーも一緒に塗る予定です。先にレンズ関係の塗装があるのでこちらは早くて今週末、恐らくは来週早々といった感じですかね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!