シフトノブ サフェ入れ

shift1 そして真鍮製のシフトノブです(何故か笑)。当初下地はプライマーのみの塗装と想定していましたが、意外にも表面がガタガタしているっぽいので(旋盤の段差みたいな感じです)こちらもサフェーサーまで塗る事にしました。足付け処理はダブルアクションサンダー#240で、パッドが硬いとガタガタの多面体になってしまうのでクッションパッドを付けて曲面に柔らかく当たるようにしています。

shift2 こんな感じで素地調整が完了です。プライマーを塗ってそのまま本塗りでも良いのですが、念の為サフェーサー塗布~研磨の工程を入れる事にしました。

shift3プライマーを塗ったらサフェーサーを塗ってとりあえず一段落です。サフェーサーはクリアー同様に2液硬化性で、自然乾燥でも硬化はしますがそのまま塗ると大抵「チヂレ」を起こすのでやはり強制乾燥(強制的に熱を入れる)は必須です。尚、熱が多少足り無いくらいでも以前使っていたDUPONTの塗料ではチヂレが起きないケースがあったのですが、STANDOXの塗料の方が溶解力が強い為か熱伝道の無いプラスチックパーツのフチの部分など、熱の入りが甘い影になる部分では時々チヂレが生じたりします。大抵は温度の上がり難い冬が多いですね。対して今回のような金属パーツであれば一面だけ赤外線ヒーターが当たれば全体的に熱が高くなってくれるのでそういった心配はありません。この辺はやはりプラスチックよりも金属の方が楽ではありますかね。ただ凄く重いので片手で持って回すのが大変で・・・(笑)。

それではこちらも進行次第また紹介させて頂きます。もう少々お待ちくださいませ!