CBR1000RRサイドカウル 下準備

cbr1000rr14 お待たせしました!CBR1000RRのアンダーカウルは作業着手しておりますので御安心下さい。一緒に御依頼頂いておりますカブのヘッドカバー結晶塗装ももう少々御待ち下さいませ。

アンダーカウルは全体に擦り傷があったので空研ぎ#600のダブルアクションダーを全体に当てます。

cbr1000rr15 傷もそうですが以前の塗装暦でのゴミの付着が凄く多く、単に足付け処理だけだとそれらの凸も残ってしまうのでダブルアクションサンダーはクッションパッド無しで当てています。ただこれだとちょっと傷の入り方が強いので後ほど全体を#800で水研ぎします。オーナー様が「近所の板金屋さんで塗って貰ってます」といった意味が判りましたよ(苦笑)。

cbr1000rr16 こんな感じでカウル全体の足付け処理が完了です。プラスチック素地が露出している箇所にはプラスチックプライマーを塗布し、その他クリアー層が削り取れた箇所にもサフェーサーを塗っていきます。

cbr1000rr17随分と中途半端な感じですがスポット的にサフェーサーを塗っていった結果こうなっただけで、サフェーサーの塗り方(と研ぎ方)が判らないと全面にサフェーサーを塗ってしまいがちですが、無用な箇所にはサフェーサーを塗らないのが基本ですのでやり方としては問題ありませんから御安心ください。今回のサフェーサーはパテの上に塗るように厚塗りする訳ではなく、素地とエッジが出てしまっている箇所を覆うように薄膜で塗っています。ただ見た目が進撃の巨人みたいでちょっと変ですけどね(笑)。

ちなみに色は元々塗ってあった物に合わせるのでは無く、一緒にお預かりしている新品のステッカーにあるシルバー色に合わせます。どうぞもう少々御待ち下さいませ!