CORSAIRパソコンケース 本塗り準備

corsair49コルセアのパソコンケースは第一段階の本塗りまで完了しましたので御安心ください。と言ってもこちらは比較的余裕で、大変なのは第二段階の本塗りなんですけどね・・・。

上の画像はパソコンケースのフロントパネル上部で、最初に外していたアルミパネルを本塗りの前に貼り付けておきます。クリアランスがかなり狭く、多分塗ってからだと付きそうも無いですし、かといって付いたままサフェーサーを塗ると隙間が埋まってしまうのでこうしていました。黄色いのは両面テープです。

corsair50 そしてこんな感じで貼り付け完了です。元々はプラスチック素地の梨地状態で、艶々の仕上げにする為に「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」の工程を行って平滑な下地にしています。

四角い穴はUSB、丸い穴は多分イヤフォンとマイクジャックで、丸いのはリセットボタンだと思います。小さい四角い穴が電源ボタンで、ここに付くパネルは別で塗っています。イルミネーションランプが透過する乳白色の部品は外してあるので最後に組み付けます。

corsair51 ブルーメタリックに塗る物は後日で、まずは単色黒になるパーツを本塗りします。一部2トーンカラーになる物もありますが、それはそれで理由がありますので後ほど改めて紹介させて頂きますね。

corsair52 ケースの骨格となるシャーシの底面で、シャーシでは唯一これのみ単色ブラックですから先に塗ってしまう事にします。御依頼内容が「両面とも艶々仕上げ」なのでこんな感じでセットしなければなりません。勿論垂直に吊るして塗っても良いのですがスプレー時のエアーでフラフラするのが嫌ですし、これならタップリ塗っても垂れる心配が(殆ど)無いですからね。

corsair48まずはサイドパネルの裏側を塗ります。こちらはベースコートのみ塗ってクリアーは飛ばす程度と考えていましたが、それよりもベースコートのみを艶消し黒で仕上げたままの方が綺麗で格好良いと思いましたので先に裏を塗ってからマスキングして表を塗る事にしました。うっかりプライマーを塗った状態を撮影し忘れていたようなのでちょっと前の作業を紹介しますね。

corsair2元々この窓には90度に立ち上がった耳があったのですが、恐らくここにアクリル板を取り付ける為にその耳を削り落としています。その後サンダーで均して全体を足付け処理し、プライマーを塗って今回の艶消し黒(ベースコートのみ)を塗布しています。

corsair47質感が合わないと変なので反対側のパネルも同じ様に塗ります。マスキングしてそのままでも良かったのですが折角ここまで来てますからね。元はザラザラの半艶仕上げでしたが綺麗なフラットブラックになりました。

自然乾燥でも良いですが既に本塗りは始まっていますので早くマスキングをしたいですから一旦ここで熱を入れて乾かします。

写真が多いので別に分けますね。