ホンダカブヘッドカバー結晶塗装 本塗り

cab8CBR1000RRと一緒に御依頼頂いていたホンダスーパーカブ?のヘッドカバーです。まだ塗る予定では無かったのですが業者さんからの御依頼で黒の結晶塗装を塗ったので一緒に塗らせて貰う事にしました。上の画像は燐酸処理を行ってボルト穴をマスキングした状態で、径は確か22ミリだったと思います(どうでもいいですか・・・)。

cab9いつも通りプライマーを塗ります。結晶塗装に使う塗料はメラミン系の焼付け型塗料なのでそれ単体でも密着性が良いですからプライマーなしでも(最初は)剥がれないのですが、新車から付いていたヘッドカバーを見ても判るようにいずれペリペリと剥がれてしまうんですよね。たただRB26の色が付いたヘッドカバーとプラグカバーはちゃんとプライマーが塗ってあるので大丈夫だったと思います。黒い色のタイプのは確か駄目だったような気が・・・(あといすゞ117クーペのも頑丈です)。

cab10 そして本塗り完了です。ちょっと写っちゃっているのが業者さんからの依頼品ですね。

ちなみに今回のような小さいパーツの場合、いつも塗っているような4気筒程度の大きさのヘッドカバーとはちょっと塗り方が違います。簡単に言うと少し抑え目にして結晶目を気持ち小さくするといった感じで、被塗物の大きさが違うのに結晶目がいつも通りだとちょっと荒々し過ぎて汚く見えてしまうんですよね。

この後熱を掛けてると塗膜がチヂレて結晶目が出るのですが、ちょっとそちらの画像を撮り忘れたので後日改めて紹介したいと思います。CBRのアンダーカウルの方と併せてもう少々御待ちくださいませ!