CORSAIRパソコンケース塗装 完成②

corsair97こちらはケース両側に装着されるサイドパネルです。素材はスチール製で、元々はザラザラとした塗装が施されていたのでそれをサフェーサーで平滑な下地にしてから塗ってあります。

corsair99ここはいつも撮影に使っているスペースですが、そこに置いたサイドパネルは奥から手前までかなり目一杯なサイズなのが判ると思います。かなり大きな箱なんですよね。

尚、今回は蛍光灯照明のある撮影スペースでも撮影してみましたのでそちらも紹介致します。corsair98蛍光灯で見ると多少パネルが歪んでいるのが判ると思います。肌の具合もありますが(砥石を当てて磨いたミラーフィニッシュと言う訳ではありませんので)、このサイドパネルは素材がスチールで、端を折り曲げて強度を増した造りにしてありますから多少こういった歪みは出てしまいます。なのでこういった粗を目立たなくする為に元々塗ってあったような表面がザラザラとした塗装を施していたりします。今回は下地にサフェーサーの塗布~研磨の工程を入れていますからまだ良くなっていますが、素材そのまま塗るとなるともっとひどい歪みが目立ってしまいます。ちなみにザラザラ塗装(?)の他にはハンマートン塗装や、当店でもよく行っている結晶塗装なんかもそういった事が理由ですね。

corsair100穴の開いた方のサイドパネルは、恐らく純正ではメッシュ状?の(多分同じくスチール製の)パルが装着されるようですが、今回は裏側にあった耳を削り落としてフラットにしていますから、あとはこの窓よりも一回り大き目のアクリル板を貼れば中が丸見え(!)に出来るようになっています。「見えてどうするの?」と思う方も居るかも知れませんが、中を照明で照らして基盤とかファンとかメカニカルな部分が光っていると凄く格好良いんですよね。わざわざその為に水冷式にして、透明なホースを通る冷却水を綺麗に見えたりしている方も居るくらいですので。

ちなみに本案件とは関係ありませんが、現在導入を検討しているレーザー加工機があれば、例えばここに貼るアクリルパネルをカットしたり彫刻したりする事が出来ます。これがあれば「CORSAIRのロゴを大きく彫刻で」なんて御要望も可能になるかも知れないんですよ!(ただまだ買ってもいないのですが・・・)。

それではシャーシ編に続きます。