DUCATIカーボンカウル 下塗り(2回目)

ducati23 先日一回目の下塗りクリアーを終えていたドゥカティのカーボンカウルで、クリアーが完全硬化したので再度表面を研磨して二度目の下塗りを行います。

下地処理としては筆刺した出っ張りを削り落とす必用があるので全体を空研ぎペーパー#320→#400で平滑にし、その後足付け用の副資材(アシレックス)の#320→#800でペーパー目を均します。

ducati24 こんな感じでセット完了です。カーボン目を活かす仕上がりなのでサフェーサーの代わりにクリアーを使っていますが、これだと充填性が足りないので下塗りを二度行う事で対応しています。「だったら一度にタップリ塗れば少ない回数で済むんじゃ」と思いそうですが、その塗り方だとエッジには塗料が残りませんし表面張力が働いていつまでたっても巣穴が埋まってくれないのです。逆に一旦硬化した塗膜であれば埋まりきっていない巣穴でもクリアーが馴染み易い(埋まり易い)のです。

ducati25 そして下塗り完了です。かなり良い感じにみえますがまだ埋まり足りない巣穴もあるのでこの後100個程度筆刺ししています。ただこれなら次が本塗りで大丈夫そうです。

ducati26リップスポイラーは面積の割に巣穴の数がかなりありましたが、こちらも大分埋まってくれたので次が本塗りで大丈夫そうです。

下塗りに使っているクリアーはイージークリアー×2で、次は本塗りですからクリスタルクリアーでの塗装となります。どうぞもう少々お待ち下さいませ!