コペンメッキエンブレム艶消し黒塗装 完成

copen26 先日本塗りを終えていたダイハツコペンの純正メッキエンブレムです。最後の仕上げに裏側に両面テープを貼り付けます(レーザーカットでは無いのでこれくらいはサービスで対応しております)。

両面テープを貼る方法としては、「エンブレムに直接両面テープを貼ってハサミ&カッターでカット」と言う方法もあるのですが、さすがに塗装した物にそれは遣りたくはありませんので一旦台紙に転写してそこから両面テープを切り出します。ちなみに台紙に使うのはテープの糊が付かないタイプの物が必須で、私の場合はクロネコヤマトの伝票の台紙をとっておいて再利用しています(セコイと思われそうですがこれがとても良いんですよ)。

copen27 トレースした輪郭から3ミリくらいマイナスにオフセットしてデザインカッターとハサミが切り抜きます。厚手の両面テープはとても切り難いので余り綺麗ではありませんが、「ここも綺麗に!」と言う事であればレーザーカットでの作製でも可能ですのでご希望の方は是非ご利用下さいませ(データの作成を含むと数万円掛かりますが・・・)。

copen28 と言う訳ですがサービスだとこんな感じになります。直線的な場合はもっと継ぎ接ぎになるのですが今回は曲線なのである程度手間が掛かるのは仕方ないですね。

copen29 とても面倒なCopenのロゴもこんな感じで貼り付け完了です。ちなみに両面テープを貼る際に気をつける事としては、エンブレムより1ミリくらいは内側にオフセットしておかないと隙間から両面テープや汚れが見えてしまうのでNGです。かならず一回り小さめのサイズにして貼りましょう。

copen21 そして新たに用意した台紙を貼って完成です。お待たせしました!

copen22 Copenのエンブレムは中央付近が浮いていますがこれは元からですので大丈夫です。多分貼る場所が少し曲線的なラインになった場所なのでは無いでようか。

copen24 艶消し黒の塗装は「ベースコートの黒+艶消しクリアー」と言う仕様で、クリアーは通常の艶々な物と同じく2:1の2液ウレタン性なので耐久性はありますから「洗車している内に角が擦り切れた!」なんて事もほぼありませんのでご安心下さいませ。

copen25また元々のメッキ素地は剥がした訳では無く、それを残したまま剥がれ難い塗装にしていますので「うっかりガムテープを貼って剥がしたら塗装も一緒に剥がれた!」なんて事も殆ど有り得ませんのでご安心下さいませ(そういったテストはしています)。

それでは後ほど完成のお知らせメールを差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!