大変お待たせしました!CB250RSのヘッドカバーとクラッチカバー、合計3部品、結晶塗装本塗り完了しております。ヘッドカバーはちょっと遅れてしまいましたが、クラッチカバーと一緒に本塗りを出来ましたので全体の完成は早く出来る予定です。
上の画像はヘッドカバーで、こちらはサンドブラストで旧塗膜を剥がした後にリン酸処理を行っています。
クラッチカバーの方は一枚が新品で、もう一枚も旧塗膜の程度が良かったのでこちらは旧塗膜を剥がさず、足付け処理を施しての本塗りとなります。ボルト周りの塗膜は剥がれ掛かっていた箇所もあったので削り落としておきました。
ボルト周りや、 足付け処理の際に下地のアルミ素地が露出した箇所もあるので、それも含めて全体にプライマーを塗ります。「プライマーを旧塗膜の上に塗っても大丈夫なの?」と思うかも知れませんが、足付け処理がされていれば全く問題はありません。
クラッチカバーの方は前回の別件でご依頼頂いた時と同様、黒の結晶塗装で承っています。上の画像は塗り終わったばかりで、ここから140℃程度の熱を掛けてチヂレ目を出しつつ硬化させていきます。
ヘッドカバーの方に関しては「出来るだけ鮮やかな赤に」との事で承っています。一応出来る限りの事はしておきました。
クラッチカバーはオイルシールやキャップなどが付くネジの箇所はマスキングしてあります。
特に凸文字を研磨するような箇所はありませんので、あとは数日寝かしてから、マスキングしたフチなどをチェックして完成予定となります。週末にはご案内出来ると思います。どうぞもう少々お待ちくださいませ!