ハーレーダービーカバー 本塗り

harley6 大変お待たせしました!ハーレー純正のダービーカバー(タイマーカバー)、無事本塗り完了しておりますのでご安心下さいませ。

画像は先日塗っておいたプライマーで、これに全体に軽くペーパーを掛け、細部はナイロンブラシ&ウォッシュコンパウンドで足付け処理を行ないます。

harley7 マスキングをし直し、台にセットして本塗り開始です。

harley8 まずはベースコートの黒です。

一応今回のはエンジンパーツの一部になりますが、使っているのは耐熱塗料とかでは無く普通の2液ウレタン塗料です。全く問題ありませんのでご安心下さいませ。

時々雑誌やネットで「耐熱塗装じゃないと」みたいな事が書いてありますが、それの多くが誤解でして、もしもそれらが正解ならば、新品のブレンボキャリパーの塗膜や、新車時から付いているヘッドカバーの塗装はあそこまで剥がれる事はありません。殆どの場合は下地や途中工程など作業的な問題で材料のせいではありません。

harley9 と言う訳でクリアーを塗って本塗り完了です。文字が埋まらないように最初の1コート目はその周りを控えめにし、2コート目は全体にしっかり塗り込んでいます。

harley10元々は装飾クロムメッキ仕上げで、そのまま塗っても塗料は密着しませんが(リン酸などの薬品も殆ど効きません)、サンドブラストをガッツリ当てて表面を荒らしプライマーを塗っているので通常の塗膜と同様に密着しています。使っている内に塗装がペリペリと剥がれて来たりはしませんのでご安心下さいませ(塗膜がペリペリと剥がれて来る場合もその殆どが塗料の劣化では無く、下地の問題です)。

それでは完成次第改めて紹介しますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!