サフェ入れ

お待たせしております。各パーツサフェーサーの塗布が完了しておりますのでご安心下さいませ。

上の画像はマツダガソリン用フューエルキャップで、全体を#120→#180で研磨してあります。

 フューエルキャップやガソリンタンクなどに使われる樹脂はPPやPAなど耐溶剤性の高い物が採用されますが、その特性上、塗装もし難い(密着し難い)と言う面があります。

谷のプレスライン部などは足付け処理がし難くなるので、プラスチックプライマーを塗る前に念の為火炎処理も行っておきます。

バーナーと専用ガスはウェブショップで販売も始めましたので宜しければご参照下さいませ(ただしセミプロ向けの製品なので通常は必要無いかと思います)。

 今回のキャップは凸凹が激しかった為、念の為サフェーサーは7回塗っておきました。

7回と言うと結構な厚みですが、フラッシュオフタイム(コート間の乾燥時間)をしっかり取ればSTANDOXシステムフィラーなら問題ありません(昔DUPONTのLEではかなり煮え湯を飲まされましたが)。

 並行してメッキパーツのサフェ入れも行っています。

こちらは先ほどのプラスチックパーツとは下地処理の方法は全く違いますが、最後に塗るサフェーサーは同じ物なので一緒に作業をしています。

同じくエクシーガの内装パネル(センターパネル)に装着されるメッキモールも一緒に作業しています。

他の部品も手が空き次第作業着手していきますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!