先日到着しておりましたステンレス製ビレットグリルとドアミラーウィンカーです。こちらのオーナー様は少し前に同車テールランプのスモーク塗装をご依頼頂いた方で、さらにその後は装着後のレビューも頂いております。この度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!
ステンレスグリルは金属素地の上に直接スモーク塗装が施されていて、所々塗装が剥がれて来ています。
当初はこれと同じようにして補修(再塗装)出来ないかとご相談を頂いたのですが、金属素地の上にプライマー無しで直接上塗りを行っても塗料は密着しませんので、当店ではこちらをお受付しておりません。
確かに金属の上に透明な色=キャンディカラー(スモークを含む)を塗ると格好良く見えるのですが、経年で密着剤の効果が落ちると何かしらのきっかけで塗装が剥がれ、さらに進行が進むとペリペリと剥がれて来ます。
しっかり下地処理を行って塗装された塗膜はガムテープを貼って剥がしても剥がれませんが(車の塗装であれば当然の事です)、こうなるとセロハンテープでも剥がれてしまいます。
と言う訳で、既存の塗膜は一旦全て剥離し、プライマーからやり直します。
また飛び石による凹みもありますので、そちらも一緒に直しておきます。
色は予め色見本帳を送らせて頂き、その中からお好みの色を選んで頂きました。画像にある色見本帳の右下、アルファロメオの「GRIGIO TOURIN」(カラーコード:585A )となります。尚、色見本帳には「FIAT」とありますが、アルファロメオの色で間違いありません。
色見本帳は御依頼が決定された方にお貸出し可能で、事前に「ガンメタ」「黒メタリック」などをご指定頂ければ20色くらいを用意して送らせて頂きます。
ドアミラーウィンカーはスモーク塗装で、濃度は「極薄め~薄めの中間」、クリアーはどちらも「クリスタルクリアー」への変更で承っています。
またドアミラーウィンカーの下部には足元を照らす為?のウェルカムライトがあり、ここはクリアー抜き(スモークにしない)ようにマスキングを行い、最後に塗るクリアーは一緒に塗るようにします。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせていただきますね。改めましてこの度もご贔屓頂き誠に有難う御座います!