スバルブレンボキャリパー塗装承ってます

 先ほど紹介しましたレガシィテールランプ類と同じオーナー様で、こちらのブレンボキャリパーの塗装もご依頼を頂きました。この度のご依頼、誠に有難う御座います!

 状態としては新品塗装済み品で、今回のご依頼ではキャリパー本体をBMW純正色「SAKHIR ORANGE」(カラーコード:WB50)に、ロゴは「brembo」への変更で、こちらの色はMINI純正色の「WHITE SILVER」(カラーコード:WA62)で承っております。ロゴのサイズは検証して、丁度良さそうなサイズを採用しようと思います。

製品は新品ですが、アルミ素地と塗装どちらもザラザラなので余り艶が無いような状態です。下地処理はいつものブレーキ屋さんにお願いしてサンドブラスト処理を行って頂きますので、ロゴが見える面はサンダーで削ってもう少し艶が出るようにしようと思います。

ブレーキ屋さんによる下地処理については以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照下さいませ。現在もポルシェキャリパ―のOHと下地処理と、同じくスバル系のブレンボキャリパーの下地処理をお願いしています。

ブレーキキャリパーの下地処理

ブレーキキャリパー塗装のあるあるなのですが、一般の方はブレンボなどよりもメーカー純正(トヨタなど)のキャリパーの方が安く済むと思われているようですが、全くの逆です。レーシングキャリパーなどは別の話ですが、ブレンボのような形状が単純で、且やり慣れているキャリパーの方が塗装費用は安く済みます。

特に先日施工したRX-7 FD3Sのリヤキャリパーのように、素材が鉄(鋳鉄)で塗装する部品点数も多く、また付属品やら可動部分など塗装時に気を遣わないといけない個所があり、とても気を遣います。

「でも以前塗って貰った時は安く塗って貰った」と言うのは、恐らくサンドブラスト処理はせず、またボディに着いたまま塗っているなどだと思います(それが悪いと言う訳では無く要はコストの問題で、私もそうやって塗った事はあります)。

¥100で買った物に数万円の費用を掛けて塗装するのは確かに考え難い事ですが、塗装費は元の製品の金額によって決まる訳では無く、作業をする時間によって決まる事(工数)をどうか御理解頂ければと思います。

実際にそう言った事例もあって、以下の記事で紹介している雑貨は¥100ショップで売っている物ですが、素材がPP(ポリプロピレン)で軟化仕様にし、裏まで艶々に塗っていますのでそれなりの費用が掛かっています。

象印魔法瓶&ティッシュケース塗装 完成

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!