ホンダジェイド内装パーツ9点 サフェ研ぎ

 先日サフェーサーを塗っておいたホンダジェイドの内装パーツです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラとドライコートで塗っておきました(研ぎの目安となります)。

 サフェを水研ぎします。

 3次元逆アールは非常に研ぎ難く、固い当て板を使うと角が当たってスジ状の傷を掘ってしまいますが、最初に研ぎをする時点ではそれも仕方なく、小さい砥石とペーパーを使ってしっかり研いでいきます。

 同じ場所で同じ動きはしないようにして、面では無くエッジ部を使い、表層をカットするようにして研ぎ付けていきます。

 最後はスポンジパッドを使ってスジ状の傷を均します。ライン出しの際、当て板無しでは殆ど意味が無いので、ペーパーだけ(手だけ)を使って研ぐと言うのは最後の最後の均しの場合だけです。

 エアコン吹き出し口のパネルも、パテが入っている個所は当て板を使ってしっかりと平滑に研ぎ、格子状の部分は#800相当の布状の研磨副資材(アシレックスレモン)を使って研ぎ付けます。

 塗装作業の中でサフェ研ぎが一番手間が掛かるのですが、ここをしっかり行っておかないと仕上がった時の美しさや耐久性に影響が出るので、とにかくネチネチと作業を行います(頸椎の調子が悪くなったのは多分この作業のせいですかね・・・)。

研ぎ汁をよく洗い流して乾燥させます。

それぞれの部品を手で持って塗れるよう、筒状になったボール紙製の芯棒を取り付けておきます。万が一(クリアーを塗り過ぎて流れる場合)には逆さにして吊るせるよう、しっかり固定をしておきます(これがかなり有効です)。

この後は本塗り時まで安全な場所に保管しておきます。

それでは作業進行しましたらまた紹介をさせて頂きますね。どうぞもう少々お待ち下さいませ!