先日サフェ入れまでを行っていたフェラーリ430のリモコンキーです。
その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、研ぎ作業の前にベースコートの黒をドライコートで拭き、ガイドコートとしておきました。
元々の成型時からあるウネリを払拭出来るよう、美しいラインにサフェーサーを研ぎ付けます。
ペーパーが入り難い箇所はナイロンブラシとウォッシュコンパウンド(液状研磨剤)を使って足付け処理を行います。画像はボタン部分の部品です。
フチの裏側はプラスチック樹脂が露出した箇所があるので、プラスチックプライマーを塗布しておきます。
まずはベースコートを塗布します。今回はロッソコルサでもカラーコード322で承りました。同じロッソコルサでも300に比べると朱色が強い明るい赤となります。
そして最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!
クリアーは高品位なタイプの「クリスタルクリアー」の仕様となります。
ボタンが入る部分とエンブレムが嵌る部分にはクリアーを控えめに塗っています。
この後は一晩以上自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
鍵本体とボタン部分の艶消し黒も作業が進行次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ち下さいませ!