BMWパニアケース蓋下準備

 先日お預かりしておりましたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)です。

裏側には塗料が付着しないようマスキングを行いますが、

こういったスポンジにテープが着くと密着し過ぎて、剥がす際にスポンジも一緒に持って行ってしまう(部分的に抉れてしまう)恐れがあるので、これを避けながらマスキングを行います(ここまで隙間が狭いと結構難しいです)。

このような感じでマスキングが完了です。ピンと張ると持った時に紙が破けたりフチが剥がれたりするので緩めにしておきます。

ちなみに塗装屋になったばかりの頃(車の)、こういったマスキングではちょっとした皺も許さない!と言う厳しい上司だったお陰である程度綺麗に紙を貼れるようになりました。

そして全体を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理を行います。フチまでしっかりとですね。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。まずは全体を艶消し黒で塗装予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!