大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
元々は黒い樹脂素地にストラクチャー塗装の様なザラザラとしたクリアーが塗ってあった状態を、
その後プレスラインより上部分をBMW純正色のアルピンホワイトに塗装しています。
黒い部分は「ベースコート黒+艶消しクリアー」の2コート仕様となります。
ツルンとした艶消しになっていますので、元の状態より傷が付き難くなっているかと思います。
大変お待たせしました!先日本塗りを終えていたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)の塗装、本日完成となります。
最初の状態も紹介します。
元々は黒い樹脂素地にストラクチャー塗装の様なザラザラとしたクリアーが塗ってあった状態を、
その後プレスラインより上部分をBMW純正色のアルピンホワイトに塗装しています。
黒い部分は「ベースコート黒+艶消しクリアー」の2コート仕様となります。
ツルンとした艶消しになっていますので、元の状態より傷が付き難くなっているかと思います。
先日艶消し黒で本塗りを行っていたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)です。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、数日間寝かしておきました。
今回はプレスラインより上をアルピンホワイトで塗装する為、そこから下の残す部分をマスキングします。
塗料が裏から周り混んで侵入しないよう、きっちり隙間を埋めます。また念のため二重にしておきます。
#800相当のトレカット(コシのある空研ぎ用研磨フィルム)で肌の凸凹を均し、その後アシレックスで足付け処理を行います。
元々貼ってあった位置から少しだけ(髪の毛一本分くらい)内側にずらした箇所に貼り直します。これはテープの際はペーパーが入り難いので足付け不良になるのを防ぐ為です。また見切りのラインが綺麗になるようラインテープ(ポリプロピレン製)を使います。
ベースコートを塗装し、二回目のクリアーが塗り終わったら直ぐに見切りのラインテープを剥がします。
クリアーが流動している状態でマスキングテープを剥がし、見切り部分の段差が緩やかになるようにしています。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日下準備を行っておいたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)です。
見た目は未塗装の樹脂素地に見えるのですが、実は艶消しクリアーが塗ってあって、ただフチなどは樹脂素地がそのままになっている可能性もありますから、念のためプラスチックプライマーを全体に塗っておきます。
今回はプレスラインより下側を艶消し黒、上を艶あり白(アルピンホワイト)で承っておりまして、まずは全体を艶消し黒で仕上げます。トップコートとなる艶消しクリアーは艶ありと同様2液ポリウレタン性で、それを下地としてザラザラとした梨地(実際は艶消しクリアーのドライコート塗装)を平滑にする「二度塗り」の併用といった感じです。
二度塗りについては以下の記事が判り易いかと思いますので宜しければご参照くださいませ。
艶消しクリアーは塗り方によって安定しない事があるので(艶が出過ぎる&ムラになる)、事前にそれを確認をしながら行っています。
今回はそれとは別にサンプルも作っておく事にしました。耐擦り傷性テスト用の色板です。
艶消しクリアーは艶ありと同様2コート塗装します。1コートだと薄膜なのでマット感(艶消し度)は抑えられるのですが、塗膜を完全に均一に塗る事は物理的に不可能なのでそれによるムラが見えてしまい、またマット過ぎる仕上がりは傷が付き易いので実用としてはNGです。
ウェットに塗ると指触乾燥するまでに時間が掛かり、その分ゴミが付着する可能性が高くなる訳ですが、急いで乾かそうとするとやはりムラが生じるので、そのままの状態(自然乾燥で)待ちます。塗装屋としては死刑宣告を待つような気分でしょうか(判ります判ります)。
元のザラザラとした状態とは違い、ツルンとした艶消しに仕上がっているかと思います。
プレスラインより上側(画像手前側)は艶ありの白で塗るのでゴミが着いても大丈夫ですから(研げますから)その分プレッシャーは低かったのが幸いでした。
この後は通常通り一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日お預かりしておりましたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)です。
こういったスポンジにテープが着くと密着し過ぎて、剥がす際にスポンジも一緒に持って行ってしまう(部分的に抉れてしまう)恐れがあるので、これを避けながらマスキングを行います(ここまで隙間が狭いと結構難しいです)。
このような感じでマスキングが完了です。ピンと張ると持った時に紙が破けたりフチが剥がれたりするので緩めにしておきます。
ちなみに塗装屋になったばかりの頃(車の)、こういったマスキングではちょっとした皺も許さない!と言う厳しい上司だったお陰である程度綺麗に紙を貼れるようになりました。
そして全体を#800相当の布状研磨副資材(アシレックスレモン)で足付け処理を行います。フチまでしっかりとですね。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。まずは全体を艶消し黒で塗装予定です。どうぞもう少々お待ちくださいませ!
先日到着しておりましたBMW R1250RT用パニアケースの薄型リッド(蓋)です。この度のご依頼、誠に有難う御座います!
現状は細かいザラザラの梨地になっていて、通常であれば「研磨→プライマー塗布→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった下地処理を行いますが、今回は以前施工した内容と同様、先に「艶消し黒」を全体に塗り、その後部分的に「艶あり白」(アルピンホワイト)を塗る方法で行います。
以前施工した時の画像がありますのでそちらを紹介します。
こちらも元々は梨地の黒でしたが、最初に全体を艶消し黒で塗り、それを下地(下塗り)としてアルピンホワイトを塗っています。その他の画像はこちらのページからご覧いただけますので宜しければご参照くださいませ。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。改めましてこの度のご依頼、誠に有難う御座います!