レンズ関係透過性塗装 下準備

先日より下準備を行っているレンズ系のパーツです。カワサキZX6Rのウィンカーレンズはレンズ単体のパーツで、そのままマスキングテープを貼ると光が遮断されてしまい、塗っている時にスモークの濃さが判らなくなってしまう為、仮想リフレクターとして、反射フィルムを貼ってからマスキングを行います。

ただしこれだけでもスモークの濃さは判り難い所がある為、

もう2点の方は透明フィルム(アプリケーションシート)を使ってマスキングを行います。塗装においては「これが正解」という事は無く、出来るだけ色々な方法を行って、理想の仕上がりに近づけるようにしています。

右が反射フィルム使用、左が透明仕様です。塗り方自体は同じ様に行い、濃さの見え方を比べて判断するようにします。

その他のパーツも被塗面以外の部分をマスキングしました。地味に時間が掛かる作業ですが、開脚してストレッチをしたり、音楽を聴きながら行ったりしているので、とても楽しく仕事が出来ています。サラリーマンでこんな事をしていたら恐らく減点対象になると思いますが・・・(実際サラリーマンの時は仕事効率はフロアー内で一番でも上司からの評価は低かったです)。

カワサキZX6Rのテールランプは、一部ラインが悪かった箇所があったので、#180~で研磨して均しておきました。

その他は#800相当(アシレックスレモン)でフチを研磨し、その後#1300相当(アシレックスオレンジ)で被塗面全体の足付け処理を行いました。

それでは作業が進行しましたらまた紹介させて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!