BMW Motorrad R nineTヘッドカバー 凸部研磨

先日お預かりしておりましたBMW Motorrad R nineTのシリンダーヘッド(2バルブスタイル)一式です。

ヘッドカバーのガスケット当たり面はアルミ素地では無く、プライマーのような塗装が施されています。こういう所、BMWらしいですね。

なのでそこを傷付けないようマスキングを行っておきます。

カバーは結晶塗装の他に凸部=フィンを研磨してアルミ地を出す作業も承っています。参考画像を頂いたのでそれを参考に作業します。

この時点では粗研ぎで、使用しているのは#80シングルサンダーとなります。

両端はもう少し削って太さを出す予定ですが、塗装後にまた削るのでこの時点ではこの辺でOKとしておきます。

こちらが研磨前の状態で、一般的なヘッドカバーのように切削されていないのでフィンの上部は丸味を帯びた形状となっています。

この後は足付け処理の為にウェットブラストを行おうと思っていますが、もしかしたらドライのサンドブラストにするかも知れません。その方が確実に足付けが出来ますし(結晶塗装なので粗い目でも問題ありません)、また念のためプライマーも塗っておこうと思います(既存の塗膜の上にプライマーを塗っても問題ありません)。

それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!