パジェロフロントグリル 本塗り

先日サーフェサーを塗っておいたパジェロ用フロントグリルです。その後60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させ、ガイドコートとしてベースコートの黒をパラパラと塗っておきました。

当て板を使って#600の水研ぎでライン出しを行い、

その後全体を#800の水研ぎで肌を均し、

ペーパーが入り難い箇所は布状研磨副資材(アシレックスレモン)やスコッチ&ウォッシュコンパウンドを使って足付け処理を行います。

よく乾燥させ、脱脂作業を行ったら本塗り準備完了です。

一応裏側に周り込むところにプラスチックプライマーを塗布しておきます。

そしてベースコートを塗布します。まずはサーフェサーが塗ってある箇所を隠ぺいするようにして、

その後全体にも薄くコートします。

通常フロントグリルとなると飛び石による小傷が多いのですが、今回の部品では殆ど(というか全く)それが見当たりません。前回塗ってから10年が経っているとは思えないコンディションです。

ベースコートを塗ったら十分乾燥させ、

最後にクリアーを塗って本塗り完了です。お待たせしました!

前回はクリスタルクリアーでの施工で、今回もそちらで御指定頂いておりましたが、今回はそれより上位のエクストラクリアーを採用してみました(テスト期間中です)。こちらは性能・品質共にクリスタルクリアーより高くなりますので(費用も)、その点はどうぞご安心くださいませ。飛行機でエコノミーで予約を取っていたのにビジネスクラスの席に座れたような感じと思って頂ければと思います。

STANDOXエクストラクリアー

現在使っているクリスタルクリアーは扱い易くてとても良いのですが、これに使われているハードナーが旧世代の物なので、いずれはこのクリアーシステム自体が無くなる筈ですから、その次に使うクリアーを色々模索しています。現在テスト的に導入しているVOCエクストラクリアーは品質的にはとても良いのですが、さらに良さそうな物も紹介されていますので、これが終わったらそちらも試してみようかと思っています。

この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。

それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!