先日下準備を行っておいたスバルインプレッサGC8の純正テールランプです。
今回はクリアーレンズ部にスモークを塗らないようにする為、ラインテープを境界線に貼ります。
今回のテールランプは、クリアーレンズと赤いレンズとのつなぎ目よりも赤い色が2~3ミリ食み出たようになっている為、その箇所を境界としています。鮮やかな赤が残ったら変ですからね。
全体にマスキングテープを貼ってしまう場合もありますが、足付け処理されて脱脂された被塗面は糊が非常にくっつき易いので、養生紙を使っています。
スモークのベースコートは4~5コートに別けて塗っています。一度に塗ろうとすると塗りムラが出来たり濃度の微調整が出来ない為ですね。
濃さが決まったらマスキングを剥がし、露出した被塗面を改めて脱脂清掃します。
エアーブローとタッククロスで埃を飛ばしたらプラスチックプライマーを塗布し、
クリアーは2コート、極力塗り肌が出来ないようハードナー・シンナーを規定よりも遅めにし、またスプレー時に塗料中の溶剤が無用に揮発しないようエアー圧を落としてガン距離を近めにして塗っています。
この後は一晩自然乾燥させ、後日60℃40分程の熱を掛けて塗膜を硬化させます。
それでは完成次第改めて紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!