現在進行中のスバルエンブレムです。上の画像では2セットですが、もう1台分(そちらは一個のみ)を含め、現在以下の3案件を並行して作業しています。
・スバルエンブレム(表スモーク/裏赤+枠艶黒)塗装承ってます
それぞれ違う車種(片方はSKフォレスター)ですが、一部同じ部品が使われているので(アクリルプレートは同じで枠が違う)、それぞれ間違えないよう印をつけて作業を行っています。まずは裏側の青い被膜の除去ですね。
逆アールに湾曲しているので一般的なダブルアクションサンダー(125mm径)が余り使えず、なので径の小さいタイプ(80mm)や角パッドのオービタルサンダー、後は手作業で研磨しています。空研ぎ最終#320まで行ったら、
窪んだ六連星部分はナイロンブラシとウォッシュコンパウンドで足付け処理を行います。
以前はこのまま上塗り(今回の場合はレッドキャンディー+シルバーメタリック)を行っていましたが、2割くらいの確率でトラブルが生じるので、
現在は本塗りの前に一旦クリアーの下塗りを行うようにしています。
恐らく車の塗装屋さんからすると「それで採算合うの?!」と思うかもしれませんが、比較的場所を取らない小物に限定している事、そして納期を長く設ける事で採算合わせるようにしています。今回もクリアー塗装だけですが、他に色物を先に塗っていて(大抵は企業様案件のマイク)、最後にそれらのクリアーを塗る際に合流して一緒に塗装を行っていたりします。
こちらの小さなエンブレムは、六連星のメッキも剥がし、裏側は先日クリアー下塗りを行っています。なので今回は表側のクリアー塗装ですね。
プラスチックプライマーを塗布し、クリアーを塗ったら下塗り完了です。
2液のアクリルポリウレタンクリアーは完全硬化すればその上に塗る塗料の溶剤によって素地(今回の場合PMMA=アクリル樹脂)が侵される事はありませんから、無用なトラブルを事前に回避出来るようになります。やらなくても大丈夫かも知れないけれどやっておくと安心な任意保険みたいな感じですね。
尚、唯一怖いのはこれらのクリアー塗装が新たな塗装で侵される「チヂレ」で、それが起きないようしっかり完全硬化させておきます。具体的には乾燥炉(恒温器)に入れっぱなしにして60℃40分を数ターン行うか、もしくは工場屋根裏(この時期は50℃超え)に保管しておくような方法ですね。
それでは作業が進行しましたらまた紹介をさせて頂きます。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

