BMW i8 本塗り

i88先日分解しておいた14分の1スケールのBMW i8の窓部分のパーツで、現状としては何故か白く濁っています。素材が塩ビであればこんな感じで仕方無いと思うのですが、恐らくはポリカーボネートで、表面に細かい傷が付いているせいで透明感が損なわれていると思うので、取りあえず試しにクリアーを塗ってみました。一応パッチテストはしてみましたが、もしかしたら全てがゴミになるかもです。

i89ボディの方も全体的に残念な感じが否めませんから、せめてもう少し良くなればと思ってこちらもクリアーを塗ってみる事にしました。同じくゴミになる可能性があったのですが・・・。

i812で、実際にクリアーを塗ってみると案の定と言うかぎゃあああ!(笑)と言う感じで、既存の塗膜が膨れてしまいました。チヂるでも無くクラックが入るでもなく、これはちょっと珍しい現象です。化粧プリントのような塗膜を溶剤が突き抜けて層間剥離を誘発したような感じでしょうか。余計な事をしたなぁと思いつつ、これはこれで面白い発見です。

i810と言う訳ですが、その後は普段はやらない(と言うかやりたくも無い)ドライコート攻撃で(所謂パラ拭きです)、既存の塗膜を侵さないよう注意しつつ塗ってみるとまあ何とかそれらしくは出来ました。ただやはりと言うか部分的に少し浮いてしまったような箇所はありますけどね。まあ使う用途としては遠目に見るような飾り方なのでそれくらいならOKです。

i811そして幸いだったのが窓のパーツで、黒い部分はプクプクと浮いてしまっていますが、ガラス部分の透明感は最初の時よりずっと良くなりました。こちらもドライコートを重ねたので肌は悪くなってしまっていますが、要は室内を照明で照らした時に中が綺麗に見えればそれで良いので、あの曇った状態に比べれば少しは救われたと言うか駄目元でもやってみてよかったです。

室内灯用の電球色LEDやブルーのLEDも届いていて、もうそっちの妄想ばかりが膨らんでしまっていまして(笑)。

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