アクリルトラス作製

laser7 今日はようやく夜になって手が空いたので、先日に引き続きジオラマ用のミニチュアトラスを作る事にしました。画像は既にアクリル板をレーザーでカットした状態です。

laser8 そして先日届いたシリンジ(注射器)とインジェクター(針)です。ちなみにこのインジェクターは注射器用の物では無く瞬間接着剤のノズルに使う「ニードル」で、実際に付くかどうか判らなかったのですが一か八かで買ってみました。ピッタリ付いてくれて一安心です。

ちなみにどちらもモノタロウで購入した物で、シリンジが100本で¥1,490(安!)、ニードルは10本で¥589でした。

laser13 そしてこちらがアクリル用の接着剤となるジクロロメタン(二塩化メチレン)です。右のアクリルサンデーはamazonで約¥700+送料(¥500くらい)ですが、左のサン・ボンドはこのサイズでなんと¥1,490です。しかもモノタロウは¥3,000を超えると送料無料ですしね(何だか思うツボに・・・)。

laser14 接着剤はあのままだと使い難いので小瓶に小分けしています。ステンレスのトレーが何だかそれらしくてとっても良いですよね~(病)。

laser9 ちなみに「接着剤」といってもこれは単なる溶剤で、要はアクリル樹脂の表面を溶かしてくっつくタイプの物です。なのでこれは手に付いても全然ベタベタしません。

このジクロロメタンなる溶剤はよく洗浄などに用いられますが、その理由としては「溶剤なのに燃え難い!」という利点があるからで、確かにそれって凄く魅力的です。

laser10 接着の方法はこんな感じで接合部に接着剤を流し込みます。使うのはちょっとだけでも毛細管現象でピュッ!と左右に広がりますから、超簡単且つスピーディーです。

laser11両サイドには連結用のパネルをくっ付けます。

laser12 端はネジで固定出来るようになっていて、ジョイント部分の仕様は自由に変更が可能です。

laser (1 - 1)-8 そしてジャジャーン!と、とりあえずは入り口だけですが、これだけでも十分雰囲気は変わったと思います。一気にモーターショーっぽくなりましたよね(笑)。

laser (1 - 1)-7本来のトラスはスチールパイプで作られているので見た目は結構無骨なのですが、アクリルだとこんな感じでカット面が光ってくれるのでこれはこれで面白いと思います。

方向性は良い感じのなので、さらに増産してしっかりした骨組みを作りたいと思います。天吊りのスポットライトなんかも付けてみたいですよね。

尚、今回のトラスに使ったデータは後日ダウンロード出来るようにしておきますので宜しければどうぞ。

ステージジオラマ用の小物製作

laser2 中々使う暇が無いのですが、先日データを作ったのでテストカットをしてみました。使ったのは工場の二階にあるレーザー加工機ですね。

laser3使った材料は2mm厚のアクリル板で、とりあえずこんな感じでカットが出来ました。

アクリル板は電動ノコギリなどで切ろうとしても摩擦熱で溶けて上手く切れてくれませんし、Pカッターではこういう抜きは難しいのですが(と言うかあり得無いかと・・・)、レーザーを使ったカットだと超綺麗に且つ簡単に切ってくれます。本当、もっと使わないと損だと思うくらいなんですよ。

laser4 と言う訳で今回は接着にチャレンジしてみました。使った接着剤はアクリル樹脂専用の物で、ただ私はこれを持っていなかったのでカッティング屋の抹茶★ん!に借りました。しかも勝手に(笑)。

laser5 で、何か作りたかったかと言うと、よくコンサートステージなどに設置してある「トラス」のミニチュアが欲しかったんですよね。ジオラマ用として市販されている物もあるのですが、それらは多分144分の1くらいのモデルようでちょっとサイズが小さかったんですよね。今回はそれの50%増しくらいのサイズで作っています。

i814 使う用途としては先日とりあえずの完成となったBMW i8の為で、これのサイズが14分の1だったので比較的大きいトラスが必要だったんですよね。ちなみに先日まで12分の1と紹介していましたが、お客様のご指摘により間違えていた事に気が付きました。余りの勘違いぶりに自分でもビックリしましたよ(笑。ご指摘に感謝です)。

i8 (1 - 1)BMW i8の方はこんな感じでLEDで電飾しているので、トラスの方もアクリル素材と言う事を利用して同じく電飾して表現させたいと思っています。アクリル板はカットした断面が綺麗に光るので結構良い感じになるのでは、なんて期待しています。

laser6ちなみにやってみて判ったのですが、アクリル板の接着はかなりデリケートで、市販の接着剤(アクリルサンデー)に付属のスポイトでは微妙な調整が難しく、だったらと言う事で微調整が出来る注射器を購入しました。しかも何故か100本!(笑)。どの道色々な用途で使うと思うので纏めて買っておいた方が断然お得だったんですよね。接着剤もあんな少量では心許ないので、どうせならと言う事で業務用のジクロロメタン(二塩化メチレン)を1Lで購入済みです。

ただこんな量の注射器や、発がん性が疑われるような溶液とかがあったら(少し前に色々問題になった溶剤です)、傍からみると怪しい事をしているようにしか見えないのですが、工作好きな人が見れば結構ワクワクしてしまいますよね。私は封を開けた瞬間、これはヤバイな~!なんて多分相当ニヤけていた筈です(笑)。

注射器と一緒に購入したノズルは幸いにしてピッタリだったので、それらについて後日改めて紹介したいと思います。アクリル板も沢山買っちゃいましたよ~(病)。

BMW i8 仮完成

i8 (1 - 1)ラジコンベースのBMW i8は少し前にLEDの取り付け~撮影を完了していたのですが、出来ればもう少し手直しをしたかった事と、その後に作った3CPOのプラモデルと並べて撮影したかったのですが、如何せん連休明けから忙しいモードに突入してしまったので当分手が付けられなくなりそうです。まさかと言うような内容(と費用)で自転車フレーム塗装の仕事が入って来てしまったんですよね。これから年内の完成目指して予定を立てなければ・・・といった状態です。

i8 (1 - 1)-2 BMW i8の電飾で手直ししたい所としては、青色LEDが飛び出すぎてしまったので、これ以上ローアングルになると下回りを照らしているLED球が見えてしまいます(苦)。なのでもう少し引っ込めて、出来れば局所的では無くもう少し拡散させたいですかね。テールランプの赤も折角なのでもう少し明るくしたいですし、チヂレてしまった塗膜もどうにかしたいです。と言うか全てをやり直したい・・・(そしていつもの未完ループへと。笑)。

ただその他に、レーザー加工機を使ってジオラマ用の小道具を作ってみたくなったので、時間が出来たらそれのデータ作成→カットを試してみようと思います。本当は買った方が断然早いのですが、12分の1サイズに合わせた物は無いんですよね。

頼んでいたRGBのLEDモールも届いているのですが、うーん、このままだと年末までお預けになるような気が・・・。

BMW i8 電飾

i81312分の1サイズのBMW i8は、先日に引き続き今度はボディ上側にLEDを埋め込んでいます。

i819テールレンズは元々レッドキャンディーに塗装されていましたが、まるで褪色してしまったかのようなピンク色だったので先日のテールランプ関係の塗装で一緒に塗らせて頂きました。根元のプレート部分がピンク色に対して外側レンズ部分がしっかり赤くなっているのが判ると思います。フフフフフ。

i814 そして赤色LEDを装着しました。もうちょっと光っても良いかな~と思いましたが、まあポジションランプと言う事で良いですかね。

i815 ヘッドライトは白色LEDで、こちらは十分明るいです。

i816 おおぉ・・・(惚)。LEDらしい光り方が雰囲気出ていて良い感じです。

i817 室内は電球色にしようかと思ったのですが、今時しかもEVでそれも変かと思って普通のLEDにして、ただそれでも物足りなかったので結局青色LEDにしました。

i818 足元に穴を開けて裏からLEDを差込み、バックライト的な感じで雰囲気を出してみました。ガラスのカヴァーパネルが透明になってくれたお陰で内装が良く見えて全然良くなりましたよね。

後はこれを置く土台を作製し、ショールームみたいな感じでボディにLEDを当てるか、或いは以前紹介した有機ELのワイヤーモールを使ってみても面白いかもですね。

完成したら天井から吊るしたワイヤネットに貼り付ける予定で、そこには12Vの電気を這わしますから電源の供給は簡単にし、最終的には太陽光発電した電気で賄おう、と言う作戦です。自宅のDIY太陽光発電はすっかり安定してしまって逆につまらないんですよね(笑)。