崩壊を逆手にとって

factory (1 - 1)-35昨日紹介したクリアーの塊ですが、今日見たら見事に崩壊していました・・・。

と言ってもこれはいつもの光景で、容器の中で固まったクリアーを外気に晒すと硬化が促進され、急激な伸縮で歪が生じて一気に崩壊してしまうのです。これを防止する為にはもっと時間を掛けて容器の中で徐々に硬化させていくか、或いは軟化剤を添加して塗料に柔軟性を持たせれば綺麗な状態のままで固める事が出来ます。まあ、そうした所でどうするんだって話しなのですが(笑)。

beida-10 ちなみにこれを応用(と言うか再利用)したのが、当工場唯一のサインプレートに貼ってあるダースベイダーで、同じく廃材のクリアーを再利用して作った物が硬化時に頭の部分が崩壊してしまったのですが、なんだかそれが割合丁度良かったのでそのまま貼り付けてしまいました。

会社の看板としてはちょっとあり得無いとは思いますが、不完全な感じが結構気に入っていたりして、イメージとしては日光東照宮の陽明門の逆柱みたいに「建物は完成と同時に崩壊が始まる」という伝承を逆手にとった感じです。って、ちょっとパクリ過ぎましたか(笑)。

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