昨日の休日に予定が空いたので、以前こちらで紹介した「雪の結晶模様のマスキングシート」を、アートトイペインター(勝手に命名)のGUNさん宅に届けに行って来ました。GUNさん家の場所はいつもの通勤路の途中みたいな所にあるので、私の自宅からもそう遠く無いんですよね。
画像はその道中のいつもの多摩川で、向こうに見えるのは首都高羽田線、大師橋ジャンクション付近です。
そしてGUNさん宅に到着です。おおお!?って。これは以前どこかで見た光景なような気が・・・!
実は以前デイリーポータルZなるサイトでGUNさんの事が紹介されていて、そこでこの棚に並んでいるフィギアの数々を見ていたんですよね。初めてその記事を見た時は随分と面白い事をやっている人が居るんだなと思いましたが、まさか実際にそこに行く事になるとは!(しかもこんなに家が近かったって。笑)。
GUNさんはこういったフィギアなどを趣味で塗装していて(!?)、こちらのカスタムヴィンセントなどはなんと2015 Designer Toy Award の Custom of the Yearのファイナリストの6作品にも選ばれたらしいです。クオリティ半端無いですよ・・・。
翼に関してはワイヤーフレーム&FRPの造形で、全体をカーボン柄の水圧転写で仕上げ、細部に塗装を施してあります。パッと見ただけでも一体どこまで時間を掛けているんだか・・・と、もはや狂っているとしか思えません。
詳しい作業工程はこちらのページから見れますので宜しければどうぞ!
自宅にはこんな感じで本格的な塗装ブースがあったりして(業務用で言う調色ブースです)、自動車補修用のウレタン系塗料は勿論、見た事も無い特種な塗料も色々置いてあって凄く面白いです。って言うか、温度設定が出来る乾燥炉があるって意味が判りませんよ・・・。
ちなみにGUNさんの本業はデザインやら企画開発やらで、職場で使っている機材とは別に自分の趣味用で(業務用の)溶剤プリンターなどが置いてあったりします。画像だと上手く纏まっているのでサイズ感が判り難いですが、見た事も無いくらい巨大なプリンターです。もはや自宅なのか仕事場なのか判らない状態です(笑)。
ちなみにこういった塗装済みのフィギアはGUNさんの通販用サイト?からも買えますし、2月に開催されるワンダーフェスタにも参加出店されるらしいので、興味のある方は是非ゲットして見て下さい。塗装屋の視点から見るとこの値段は安過ぎますよ!
と言う訳で再びいつもの通勤路に戻っての帰宅です。すっかり長居してしまいました(すいません・・・)。
川を渡れば毎日通っている通勤路なので、まるで仕事を終えて帰るような気分になったのは気のせいでしょうか(苦笑)。