注型用樹脂入荷しました

car57 一体どこに向かっているのか判りませんが、注型用の樹脂を購入してみました。

ちなみに今まで注型に使っていたのは不飽和ポリエステル樹脂で、基本的にそれらは注型として使う物ではなくファイバー繊維と組み合わせた積層用として使う物です。インパラは型離れは良いのですが微妙に痩せるんですよね。

そう言えば当初は「余ったクリアーが勿体ないので」と言うコンセプトでしたが、いつの間にかかなりズレてしまいました(苦)。

car58 と言う訳で購入した今回の注型用樹脂ですが、こちらは今までのポリエステルでもエポキシでも無くウレタンタイプで、可使時間は何と120秒!!と、ちょっとあり得ない程に最速です。勿論買ってから気付きました(苦)。

car59 主剤と硬化剤は1:1で、取りあえずいつものように予備脱泡から始めます。

(ただ思ったよりも出なかったので必要無かったかも知れません。)

car60 事前にかなりイメージトレーニングして挑んだのですが、やはりと言うか脱泡中に固まってしまいました。は、早過ぎますよ・・・。

car61 しかも妙に熱くなっていると思って測ってみたら、もはや反応熱でゆで卵が作れるレベルでした。

car62と言う訳で改めてネットで調べてみたら、どうやら普通にアンダーゲート方式か、または遠心脱泡機で使うみたいですね。または真空脱泡機の中で混合出来る機器でしょうか。

car63 と言う訳でこちらは普通に注いでみました。粘度自体はクリアーと変わらない程なので、今回のような形状であればこれで十分そうです。

car64とにかく硬化が早いので確かに生産スピードは飛躍的に向上しました。って、そんなスピード感は全く必要ないんですが…(苦笑)。

ちなみに思わぬところで気が付いたのですが、先日仕事でご依頼頂いたロータスの樹脂製プラグカバーの凸文字天面をシルバーに塗る為の型枠作りにこの樹脂はとても向いているのでは!と思いました。伸縮も殆ど無く切削性も良いので、後は「反り」さえ出なければジャストフィットな気がします。まあ実際にやってみるとそんなに簡単では無いんですけどね(実際ロータスの凸文字は思っていたよりも大変でした…)。

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