水中花風溶けウサギ②

  少し前に紹介していた、エポキシ製水中花風溶けウサギです。その後何度かクリアーを塗って巣穴を埋めていました。

ドライフラワーをそのまま入れた為か、かなりの量の泡が入ってしまっていて、多分これは真空脱泡をちゃんとやらないと駄目な奴ですかね・・・。

ちなみにこちらの溶けたウサギ「TOROBBiT」はアートトイぺインターのGUNさんから頂いた未塗装品の物を、許可を頂いてシリコーン型を作って個人的に楽しんでいる物です。既にこれらもこの間お酒を飲みに来た時に見て貰っています。

花の配置とか気泡とか全く駄目なのでお蔵入りさせようと思っていましたが、取りあえず完成にまではさせようと思っています。

後は裏側を塗って完成ですかね。

水中花風溶けウサギ

 仕事の付帯作業として作成しているGMCのセンターキャップですが、

 余ったレジンが勿体ないので、以前作ったGUNさん作TOROBBiTのシリコーン型で遊んでいたりしました。

ただGP=ガラスパウダーが入っているので白濁りが凄い・・・。

ちなみにこちらの溶けたウサギ「TOROBBiT」はアートトイぺインターのGUNさんから頂いた未塗装品の物を、許可を頂いてシリコーン型を作って個人的に楽しんでいる物です。

以前クリスタルレジンNEOと透明ポリエステル樹脂との比較で作っていたりしたのですが、前者の方はGUNさんに差し上げてしまったので、今回新たに作ってみようかと思った次第です。

ただ単に透明なのを作っても面白くないので・・・、

以前色見本ミニカーで試していた水中花風にしてみる事にしました。

 GPを混ぜる前のエポキシレジンを型に注ぎ、以前買って余っていたドライフラワー(?)を中に入れます。

 その後固まったので型から取り出しました。

クリスタルレジンNEOは可使時間が長いので、時間が経つと入れたドライフラワーが浮いて来てしまうのですが、何とか耳の根本の狭い部分で止まってくれました。ちゃんと位置を決めるのが難しいです。

 と言う訳で次はレジンを二回に分けて入れる事にしました。ドライフラワーも残り少なくなってきたので今回は寒色系にしています。

 最初の半分を一日目に、残りを二日目に分けました。

後日型から抜きました。

が!

二回に分けた方はなんだかイマイチで、むしろ一回でやった最初の方が良い感じです。顔の辺には花は入らない方が良さそうですね。

一応この後はクリアーを塗って透明感&艶を出しますが、多分出来た物はGUNさんに差し上げる事になると思うので(カエサルのものはカエサルに、と言う感じで)、時間があればもう一個自分用に作っておこうと思います。

GMCホイールキャップ作成

 先日に引き続き、走行中に飛んでいってしまったGMCのホイールセンターカバーの制作となります。純正品が入手出来れば良いのですが、世界中探しても見つからなかったとの事で、残っている部品を基にシリコーン樹脂で型を取り、エポキシレジンで複製しています。j

 今回はこれが3回目、トータルだと7個めくらいの注型となります(その内完成しているのは2個で、それも飛んで行ってしまったとの事でして・・・)。

 今回は注口を大きくして試したところ、その周りに残っていた気泡がかなり減らせました。

どの道気泡部分をエポキシ接着剤(3Mパネルボンド)で埋めるので、前回造った物もOKとしてこの2個で挑む事にしました。これでようやくスタートラインに立った感じです。

参考までに以前塗装して完成した画像を紹介させていただきます。

現在注型して作っている物がこうなります(これも同じ工程で作られています)。

今後の作業は仕事(本業)になるので、日記の方での紹介となります。どうぞもう少々お待ちくださいませ!

グレー色見本作成

 業者様からのご依頼で、ニットコウ(日本塗料工業会)色見本帳から「N-20のグレー」でご指定頂きまして、ただSTANDOXにはこれの配合データがありませんから、今回はこの色を見ながら塗料を作る事にしました。

ただ以前からこの「グレー」の参考となる色見本が欲しかったので、今回の事をきっかけに新たに作る事にしました。

ちなみにですが、自動車補修用塗料に「グレー」なる原色は存在しません(黒くない黒ならありますが…)。私的には当たり前過ぎて考えもしなかったのですが、模型用の塗料ではグレーは沢山あるらしいので、それを知ってから車用の塗料を使うとかなり驚かれるそうです。

 仕様はいつものPRO_Fit色見本(仮)で、艶ありと艶消しをそれぞれ7種類ずつ作ります。またフリップフロップ性が判り易いよう、同じ色で車型とアクリル板の2種類を作ります。

 このPRO_Fit色見本(仮)では、たった一色(今回は「グレー」)の為に28個の塗装をしなければならないので、久しぶりにやってみると改めてこれの手間が判ります。今までにこれを10色分(280個)作っていますが、本当によくやったなぁ、と(会社の口座が危険な状態になりました・・・)。

 アクリル板は端材で購入した物をレーザーでカットしているだけなので簡単に大量に作れますが、先日造った樹脂製の素体は多少なり手間が掛かっているので、今回のグレーであっという間に14個が減ってしまうのは意外とダメージが大きいです。いずれは注型では無く、ポリカ板を真空成型で作るようにした方が良さそうですね。

と言う訳で、片づけたばかりのシリコーン型を出して再度量産しておきました。

前に誰かから「なんで車の形なんですか?」と聞かれた事がありますが、一応STANDOXは車を塗る為の塗料だからです(笑)。

 

塗装した色見本は後日いつものようにプレート化して、壁に飾れるようにしておくようにします。