浄化装置メンテナンス

当工場の塗装ブースに使用している水洗式の排気浄化装置ですが、(画像は以前の物です)

フィルター無しでも塗装ミストや有機溶剤を分解してくれるという効果がある反面、弱点もあります。

この浄化装置、普通の塗装なら大丈夫なのですが、

結晶塗装は熱で硬化する焼き付け型タイプ(メラミン樹脂塗料)の為、常温だといつまでもベタベタとしてしまい、

 そのまま循環ポンプ内に入ってしまうと、

 中の回転フィンに塗料がくっ付いてモーターが動かなくなってしまうのです。

ちなみに排気ファンは問題無く動くので仕事(塗装)自体は出来なくは無いのですが、浄化装置が働いてくれないと塗料ミストや溶剤が直で外に出てしまうので、結構大変な事になってしまうのです。

その為、最初にこれが起きた時は販売店の人も呼んでと結構焦っていたのですが、今回は二度目だったので落ち着いて対処が出来ました。結晶塗装はしっかり焼き付ける必要がありますが、モーターの方が焼き付いたら洒落になりませんので(苦)。

まあサーマルリレーが効いてくれるので実際のところモーターが焼き付く事は無いのですが(笑)。

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