「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き②

 先日に続き、日曜日に行って来た岡本太郎美術館の企画展の紹介となります。

ちなみに去年の夏ごろには、美術館では初の試みとなる「岡本太郎美術館 プレミアムTAROナイト」なる催しもやっていた模様です。しかし個人事業にプレミアムフライデーは関係ないので、ちょっとそちらには行けませんかね・・・。

 と言う訳で今回はこちらの横山信人氏の「バスに乗り遅れるな」の紹介となります。作品を見た時の印象もそうですが、このタイトルを見た時に何故か私のツボに嵌り噴きそうになりました(笑)。

 氏の作品は、ベニヤ板を使った立体・彫刻や絵画などが特徴のようで、造りの精密さも凄いのですが、サラリーマン風の人がポリゴンっぽいフォルムになっていたのが私好みでした。ファックスの方は綺麗なアールが出ているのに、何故そっちを滑らかにしなかったのか!と(笑)。

 細部まで良く作り込まれていて、ついウットリしてしまいます。

 木の特徴も機械の特徴も、どちらもが合わさっていてちょっと不思議な感覚になります。

 電話線とか端子の接続部分までよく作り込まれていて、機械物が好きな方はたまらないのではないでしょうか。電源のロッカースイッチとかダクトとかもヤバいですよね。

 スキャナー部分には「それはペーパーナイフじゃないだろう!」と突っ込みたくなるようなナイフが置いてあったりと、ちょっとした闇感も感じられます。

この状況でもくそ真面目に名刺を突き出している姿は、なんだか見ていてちょっと辛くなる半面、全く怯む様子が見られないシュールさが何とも言えません。

こういうの、大きな会社のオフィスビルの入口ホールに飾ってあったらシャレが効いてて面白いと思うのですが、そんな会社はありませんか(笑)。

こちらは村上力氏の「PW-生きている俘虜」なる作品で、ちょっと怖い雰囲気なのですが、技術的には凄い作品だと思います。こちらも画像が結構あるので、詳しくはまた次回に紹介させて頂きますね。

念の為ですが、企画展は作品の撮影がOKで、また撮影する際は周りの方に迷惑にならないよう気を遣うようにしています。

↓更新しました!

「第21回岡本太郎現代芸術賞」展行き③

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