色相環色見本制作⑧ サフェ研ぎ

 先日サフェーサーを塗っておいた、色相環色見本用のアクリル部材でです。巣穴などがある箇所にスポットパテ(ラッカーパテ)を塗り、黒のベースコートをドライで塗ってガイドコートとしました。

一応ですが、以下のような物を作製しています。

サイズは一番大きい物で直径が460ミリ、それの一回り小さい物と二回り小さい物の合計3個を作製しています。

 その後はいつも通り水研ぎペーパーでサフェを研ぎます。サフェ研ぎは好きな作業の一つですが、仕事じゃないと全く楽しくありません・・・。

 一部の製品は余分パーツを使った都合から、内部に空洞が出来た構造になっていて、水に入れるとこんな風に浮かびます。

ただ塗装後に熱を入れると内部の空気が膨張して接着面に亀裂が入る恐れがある為、この後裏側にドリルで穴を開けておく事にします。平成の空気を封じ込められたのにちょっと勿体ない気がしないでもないですが、起こり得るトラブルは未然に防いでおく事にします(どちらもそんな大層な事でも無いのですが)。

 と言うような作業を数日に別けてネチネチと繰り返し、

 何とか合計36個を研ぎ終えました。

これで一応メインとなる立体色相環のベースが出来上がったので、後は一緒に塗る素材をさらに増やしておきます。具体的には壁掛け時計とキーホルダーですかね。

一品作るのに12色(12回)の塗装が必要なので、後から追加と言うのはちょっとあり得ないので、漏れなく切り出しておこうと思います。その間に背板も作らないとですね。

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