2022デザインフェスタ準備 飾り棚作成

前回GUNさんのブースに間借りした時は、余っていた有孔ボードを使ってこの様に商品を並べていましたが、

今回はGUNさんに御願いして自分用のMブースを借りて貰ったので(2個分の内の1個)比較的スペースがありますから、新たに商品棚を作る事にしました。

素材はダイソーで買った300×600の有孔ボード(¥300)で、ただそのままだと木目柄が嫌なので、

VW社のキャンディホワイト(ベースコートのみ)で塗装しました。角はダブルアクションサンダーで軽く面取りしています。

それに、同じくダイソーで買った300×400の有孔ボード(¥200)をダクトテープ(ガムテープの強いタイプ)で固定します。

そして塩梅の良さそうな角度で固定出来るよう紐で結びます。

ただそれだけだとちょっと高さが足りなかったので、600×300を半分に切った物を上に追加する事にしました。

GUNさん曰く、「目線と同じ位置にするのが商品を見て貰えるコツ」なのだそうで、なるほど~!ですね!

有孔ボードのフックは以前色見本を壁に掛ける時に作ったデータを修正し、新たにレーザー加工機で切り直しました。より簡単に抜き易くなるよう、引っかけの部分を少し甘くしています(ちょくちょく位置を変えやすいように)。

色見本キーホルダーはそのままフックに掛けると横を向いてしまうので、棚板を作成してそこに乗せるようにしています。こちらも目線に近い位置で、さらに天井の光を反射させて塗装が映えるようにですね。

どれが売れるのか判らないのと、キーリングは数が限られているので、取り敢えず各色5個ずつくらいを作成してあります。

キーリングを着けていない在庫用がこちらです。

今回は鈴生り方式で塗装を行っているので、一度に20個くらい塗れるようになったのが改善出来た点ですね。前回はこれに一個一個ヒートンを挿して塗っていましたので・・・。

なのでコストも大分下げて、前回は一個¥1,600だったGUNさんデータ提供のBRACKRABBiTが、なんと一個¥500から販売出来るようになりました!

ちなみに当日売れて在庫が無くなったら、その場でキーリングを取り付けて作成していくといったスタイルになります。私的に「ただそこに居て何もしない時間」と言うのが本当に嫌なので、当日は多少忙しくなるくらいになってくれればと思っています。

これらのキャンディーカラーは作業的にはソリッドカラーより楽なので、金額はそれと同じく¥500としています。足付け処理もしてプライマーも塗っているので塗装屋さんからすると「それで採算合うの?」と思われそうですが、そもそもデザフェス出品は通常の仕事とは違い、普段の塗装ではやらない(やれない)事をやる為でもあるので問題無いと思っています。

ちなみにこちらのピンクはただのソリッドカラーに見えますが、実際には蛍光顔料を使った3コート塗装で、さらに右側の物はそれにホログラム顔料(細目)を入れた4コート仕様なので、当然ですがお値段も少し高くなります(といっても¥700と¥800ですが)。金額はデザインとかでは無く(一応)作業時間に関係しています。

あとPRO_Fitオリジナルの新商品としては、ミラーアクリルを使ったキャンディーカラー色相環色見本キーホルダーを作りました!

この形のキーホルダーは、最初はソリッドカラーで、その後下色にメタリックを塗った3コートキャンディーカラーVer.を作りましたが、それだとどうしてもコストが上がってしまうので、今回ミラーアクリルに直接透過性塗装を行った2コートキャンディー塗装の仕様で作成しました。

通常の透明アクリル板は端材で買っているので材料費はほぼタダみたいな物ですが、今回のミラーアクリルも色相環のみの仕様であればさほどコストが掛からないので、費用は据え置きとしています。いずれウェブショップでも販売しますので宜しければご検討くださいませ。

裏側は既存と同じく、色相環12色のRGB値を記したデザインになっています。

その他、枠をミラーアクリルに、色相環の背板をホログラムラメにした仕様も作成しました。

ホログラムラメは、レーザー加工機で切り出した透明アクリルの裏側にクリアーを塗って、それが乾かない内にパウダーホログラム顔料を振りかけて隙間なく埋め、最後にクリアーを塗って粉が飛び散らないようにしています。下塗り無し、顔料だけで埋め尽くす贅沢仕様ですね。

その後完全硬化させたらひっくり返して、表面にクリアーを塗ります。ちなみにこちらの画像はホログラムでは無く通常のミラ―アクリルをカットした物で、それぞれ塗装しなくてもそのまま見れる(使える)物ですが、「使用している15個のパーツ全てに塗装が施してある」と言うのが基本的なコンセプトなので、何も塗らずそのまま使うという事は無いようにしています。まあそもそもアクリル樹脂素のままよりクリアーが塗ってあった方が間違いなく質感が良いという事もありますね!

角度によって見え方が変わる塗装は動画が判り易いですね。便利な世の中になりました。

こちらは見る角度で色相が変わるクロマフレア系(マジョーラ風)を枠に採用したタイプです。

どれも実物の方が質感は抜群に良いので、手で取って見て貰えるデザフェスは良い機会でもあるんですよね。

あと3週間も無いですが、仕事に影響がないようにしつつ、もう少し何とかしたいと思います。

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