GMCホイールキャップ 注型

 先日より準備を始めているGMCのホイールキャップ制作です。注文していたエポキシレジンが届きましたが、古いのも少し残っているのでこちらも使います。

 主剤自体は変わりありませんでしたが、硬化剤はかなり黄ばんでいます。クリスタルレジンNEOは耐候性が良いので評判ですが、硬化剤単体だと黄変はしてしまうのかもですね。

 一応以前作った時の試作品(失敗作)をシリコーン型に入れてみて、サイズ的には問題が無い事を確認しました。シリコーン樹脂を固める時に内部にガラスクロスを入れておいたのが良かったのでしょうか。

 型の内側に離型剤を塗り、

 ボルト部に埋め込むアルミリングの穴径を10ミリから12ミリにしておきました(すっかり忘れていました)。

 それをボルト取り付け穴の周りに嵌め込み、

 型を合わせて輪ゴムで止めたら注型準備完了です。

 また樹脂にはガラスパウダーも混入します。強度を上げる為の骨材ですね。

 真空脱泡機で予備脱泡をし、

 注いだエポキシレジンが固まったら型から取り出します(おっと間違えました)。

 実は固定しているゴムが弱くて途中で隙間から樹脂が漏れたりして大変だったのですが、途中でゴムを足してレジンを注ぎ足す事で何とかなりました。

 裏側は良い感じで、

表側は注口付近に溜まった気泡がそのまま残っていますが、まあ前回同様パネルボンド(エポキシ接着剤)で埋めれば使えない事はなさそうです。表面には何故出来たのか判らない離型剤を塗った時の刷毛目が出ていますが、サフェで下地処理を行うので問題ありません。

 と言う訳で後日二回目の注型を行いました。

 今回は新しいレジン100%なので黄ばみが全くありません。白い!

ただこちらも上の方に気泡が残っているので、やはり後でエポキシで埋めないとです。

まだ材料が余っていて、また追加でアルミリングも頼んだので、もう少し良いのが出来ないか試してみようと思います。早く下地処理始めたいですね!

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