こちらもお待たせしました!ダッジラム(多分)のHEMIエンジンに装着されるプラスチック製のカバーパネル×2枚、鮮やかな結晶塗装の赤で完成となります。
樹脂製素材への結晶塗装は色々面倒な事があるのですが、よく見ても金属パーツと同様遜色無く仕上がっていると思います。結晶塗装を知っている方が見て「え?これってプラスチックなの?」って思って貰えればとても嬉しいです(勿論オーナー様にも)。
ちなみに今回は丁度凸文字の周りが一段下がっていてそこで周りとの区切りが出来ますから、以前行なった樹脂製NCロードスターのヘッドカバーのように凸文字一つ一つをマスキングと言う方法では無く、段が付いた谷のプレスライン部分でマスキングが可能となっています。今回これのお陰で大幅に見積もり額を下げる事が出来ました。見た目も予想以上に格好良かったですしね。
フィンについては今回新たにシルバーを塗り直し、その上でマスキングをして残すようにしています。良い感じに出来ていると思いますのでご安心下さいませ。
私的にはこのプレスラインのエッジが尖っているのが気に入っていて、もしここが丸みのあるラインだったら如何にもプラスチック成形品に見えてでちょっと残念な仕上がりになっていたと思います。エッジが立っているとフライス加工したようで、まるで金属製品っぽく見えるのが良いですよね。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げます。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!