先日本塗りを終えていたローランドのMIDIキーボードです。
早速撮影をしてみました。
撮影は先日からストロボ設置改造中の撮影デスクで、背景には新たに導入した「ハイミロン」を使いました。
元々このMIDIキーボードを撮影する為に大きな背景紙が欲しいと言う事で黒のケント紙を購入したのですが、ケント紙だと紙の質感が見えてどうにも格好悪いので、その後こちらの光を吸収して背景を真っ黒にしてくれるというこのハイミロンを導入しました。まさに真っ黒(笑)。
気になる布の撚れやシワも殆ど判りません(実際シワシワです)。
フラッシュを焚いてもこれですから、うーん、素晴らしい!です。
肝心の塗装はと言うと、やはりと言うかストロボを使った撮影では折角のクロマフレア風顔料の色変化を表現しきれていません。実物はかなり凄い事になっているのですが、とても残念です。
先日行って来たプロの方による講習では、どちらも丸い物だったので全く気にしませんでしたが、うーん、平面を上手く撮影するにはどうしたら良いものか・・・(苦)。
尚、本来であればこちらのクロマフレア風顔料No.2は「青→紫→赤→橙」といった色変化をするのですが、この状況だと殆ど青系のみで、しかも色の深味が全然感じられません。
まあでも取り敢えずは無事に完成出来ましたので(仕事じゃないと途中で止まるケースが多いのです)、今後は色々なシチュエーションで撮影を試みてみようと思います。と言うか実は既に自然光下でも撮影していて、そっちはこれよりも良い感じに撮れているので一応は安心しています。
まあでもとにかく背景が黒いとそれだけで格好良いというか、もうまるで広告のよう(笑)。
念の為ですが今回もJPEGで撮ったそのままで、ただ何枚かはRAWでも撮影しているのもあるので、時間が出来たらLightroomで調整とかしてみようかと思います。
いつもの自然光下で撮影した画像方がクロマフレアな感じは表現出来ていて、そちらはまた後日紹介したいと思います。