先日いつもの従兄弟が工場にやって来て、彼が趣味?でやっている切り絵にバックライトを当てて光らせたい!と言う事となり、それのお手伝いをする事となりました。もはや決定権は私にはありません(笑)。
どういう風にするか全く決まっていなかったのですが、何故か丁度良さそうな材料が工場にあったので、今回こちらを使う事になりました。ゴボホ(もうやられたい放題な感じで。笑)。
枠はこのナラ材を囲って作る事になったのですが、そうなるとトレース台にあるスイッチが塞がれてしまうので、これの一部に穴を開ける事で回避する事にしました。ちなみに木工用のホールソーはブレが凄くて使い物にならなかったので、鉄鋼用のを使っています。
構造としては、トレース台の上に彼が作った切り絵を重ねるのですが、
その間に、今流行りの?シーグラスを挟もう!と言うアイデアなのだそうでして、ただそうなると横から隙間が見えてしまいますから、それを木枠で囲って見えなくする作戦です。しかしそれってそんな簡単に出来る事じゃない気が・・・(恐)。
ちなみにシーグラスとは海岸に落ちているガラスの破片で、波に洗われて角が取れて丸みを帯び、曇りガラスのようになった宝石のような物です。業界の人なら「バレル処理すれば一発じゃねぇか!」とか思ってしまいそうですが(実際私もどうしてもそう思ってしまう傾向です。笑)、そう言う野暮な考えは駄目みたいです。
まあ実際これには色々と深い意味があって、作業が進んだらもう少し詳しく紹介出来ると思います。贈られる人は感動して泣いてしまうのではと。
ちなみに彼の本業は靴関係のデザイナーで、そう言う事もあって現在制作中の色相環立体色見本や、壁時計についてのアドヴァイスなども頂きました。「やっちゃんは何でも詰め過ぎるけん、もっと隙間を空けると良かよ?」とご指導賜りました。いやー、言われてみるとまさにその通りかと・・・(ちなみにやっちゃんは私の事です)。
他に画像が無かったので仕方ないのですが、左奥にあるのが今回彼が制作している「切り絵 光るVer.」です。所謂ウェディングボードと言う物で、全ての部位が繋がっているという縁起物なのだそうです。なるほど・・・。
一応改めてこの従兄弟について紹介しますね。
以前サーモス塗装のワークショップで、模擬的な事をする時に手伝って貰ったりしています。画像は先日Instagramでも紹介しました。
彼のブランドとか製品についてはこちらのページの方が判り易いかもです。去年の夏にやったワークショップにも参加してましたね。
色相環時計についても現在彼にデータを送ってデザインの見直しをお願いしているので、それらも進行次第また紹介したいと思います。ヤバいですね~今からドキドキしてしまいます(と軽くプレッシャーを掛けておこうかと。笑)。