LOTUSヘッドカバー 結晶塗装

lotus こちらもお待たせしております。無事本塗り完了しておりますのでご安心ください。

画像は溶剤槽に漬け置きをしておいて旧塗膜を剥離している状態です。元々の塗膜は当店で塗っている物で、白く残っているのは下地に塗られていたプライマーです。溶剤に漬かっていてもちゃんと残っているのが解りますよね。

lotus1 残ったプライマーは綺麗なシンナーで洗い流し、良く乾かしたらリン酸で表面を処理をしていよいよ本塗りです。

lotus2 冒頭で紹介している画像にあるプライマーがまさにこれです。ちなみに今回のヘッドカバーは「ポスト」として使われている物ですから、防錆の事を考えて裏側もプライマーを塗っておきます。これも前回と同じですね。

lotus3    アルミの鋳造製品は大体こんな感じで「巣穴」や「バリ」があったりします。砂型に溶けたアルミを流し込んで作っている訳ですから多少の粗はあって当然です。

これを「比較的簡単な方法で綺麗に見せられないか」という事から結晶塗装は生まれたと聞きます。通常こういった巣穴はパテやサフェーサーで埋めないと最後まで残ってしまいますが、それをせずとも綺麗に見せられるのが結晶塗装という訳です。lotus4で、既に塗膜の焼付け(140℃~170℃)も行い、文字凸部の研磨も完了しています。最後に凸部にクリアーを塗って完成です。明日完成画像紹介しますね。もう少々お待ち下さいませ!

次回の結晶塗装はジムニーのヘッドカバーですね。こちらもお待たせしておりますが作業進行しましたら紹介させて頂きます。もう少々お待ち下さいませ!