スイフトスポーツテールランプ 下地処理

swift 以前の投稿でこのスイフトのテールランプを探していたら見つからず、もしかしてと言うかすっかり紹介していなかったのかも知れません。大変失礼しました・・・(言って頂ければ・・・ご心配をお掛けして申し訳御座いません)。作業は順番通り行っておりますのでご安心下さい。

画像はマスキングをして足付け処理をしているところですね。手前に落ちているブタ毛のブラシは裏側の掃除用です。テールランプの裏側は形がイビツで、ただ結構砂ホコリが付いているのでエアーブロー&この毛長のブラシで掃除しておきます。レンズの隙間はもっとしっかり掃除するのでコシの強いナイロンブラシを使います。

swift1 で、今回はテールランプの一方にちょっと深い傷が付いています。このまま塗ると傷は残ってしまいますので予め処理しておきます。これもパテを塗るでは無く削り落としてしまいます。

swift2「レンズ削っちゃって大丈夫なの?!」と思われるかも知れませんが特段問題ありません。レンズ程の厚みがあれば強度があるので結構深い傷でも削り落とせます。ただし貫通したヒビとか割れは無理ですかね。または多少の割れは表面を多少削り込んで透明なエポキシ接着剤を充填して補修する事も可能です。ただしそこは多少透明度が落ちますので(濁ります)極薄いスモークやレッドキャンディーだと多少ムラっぽく見えるかも知れません。標準濃度以上のスモークなら解らないまでになりますかね(ただし灯火したときにヒビ模様は出るかも知れませんが)。

画像では#400の空研ぎで、このままだとペーパー目は粗いですから→#600→#800と均しておきます。このままコンパウンドで磨けば傷は元通りに戻ります。ただしヘッドライトの場合は表面に特殊なコーティングがあるので止めた方が無難です。バッチリ跡が残ります。またヘッドライトに限らずコーティングが施されているレンズもあるので怪しいと思ったら止めておいた方が良いですかね。

そしてご依頼内容も改めてご確認(ご案内)致しますと、スモーク濃度は「極薄め」で、特にクリアー抜きなどはしない「べた塗り」となります。細かいニュアンスとしては、「スモークと言うよりは鮮やか過ぎる赤を落ち着かせて深みを出す感じで」といった感じですかね。

それではまた作業進行しましたら紹介させて頂きますね。もう少々お待ち下さいませ!