BOMAカーボンフレーム 素地調整

boma4デザインも大詰めとなって来たので下地の作業を始めます。ようやく実作業着手ですね。

今回は旧塗膜を全て剥離するのではなく、塗装表面を平滑にしてサフェーサーで下地を造り直します。キッチリ旧塗膜全てを削り落とす事も勿論可能ですが費用はどうしても高くなってしまうので塗膜は完全に削り落とすのでは無く「研磨→サフェーサー塗布→完全硬化→研磨」といった工程で下地を造る事にします。

画像にはダブルアクションサンダーが写っていますが、カーボン素材のような削ろうと思うといつまでも削れてしまう物でこういったパイプ形状のものだと手研ぎでの作業が殆どとなります98%くらいが手作業で残りの2%が機械研磨といった感じです。これじゃ費用も掛かりますよね・・・。

この手研ぎの場合、軍手をすると指先の力が逃げてしまい、余計に疲れてしまうので素手で行うのが基本なのですが(勿論する時もありますが)、そうすると手の爪があっという間に減ってしまい深爪になってしまいます。よく「ペーパー掛けで指紋が消える」なんて事を聞きますが実際には指紋では無く爪が先に消えますかね・・・。