レクサステールランプ 本塗り

lexus1 こちらもお待たせしました!レクサスRXのテールランプも無事本塗り完了しておりますので御安心下さいませ。上の画像では既に足付け処理が終わった状態で、一つひっくり帰ったテールランプは裏側はこんな感じでマスキングしてありますと言うのを一応アピールしてみました。

lexus2 テールランプは被塗物としてはサイズは小さい方ですが、コート数は通常の塗装に比べるとどうしても多くなり、結果コート間の乾燥待ち時間「フラッシュオフタイム」は長めに取らなければならなくなります。普通の塗装(完全隠蔽させてしまう塗装)であれば午前中で終わる事でも透過性の塗装となると一日掛かりでの塗装となってしまうのです。これが午前中に終わってくれれば自社ビルも夢では無いんですけどね(笑)。

lexus3 今までのご依頼だとこのテールランプは「レッドキャンディー+スモーク」の塗装となっていましたが、今回は初のスモークベタ塗りで承っています。なのでレンズ面へのマスキングは行わず、比較的早い段階で本塗りが可能となります(勿論その分費用も抑えられています)。

lexus4 そして本塗り完了です。お待たせしました!

スモーク濃度は「標準」程度で、特に細かい濃度設定が無ければ【お任せコース】で対応可能です。対して細かい濃度の設定や比較的薄いスモークの場合は【標準コース】でのお受付となります。ただし今までに前例があって「それと同じで構わない」と言う事であれば多少複雑な内容でもお任せコースで対応可能です。インプレッサのテールランプがそんな感じですね。仕事で一番時間を取られてしまうのは打ち合わせの為の時間と「考える事」(確認)でして、特に難しい事を考えないで手だけを動かせば済むような仕事は内容が面倒そうでも実は比較的早く仕事が出来るのです。結果、費用も安く済ませられる訳ですね。

これは自動車ボディの塗装も同様で、ディーラーの工場であれば作業するのは一つのメーカーだけですからボディラインの癖やマスキングの仕方、そして「色」はいつも限られたものしかやらないのでスピードを飛躍的に短縮出来るのです。特に外車は車体色の種類が少ないですから(本国にあっても輸出国には無い色があるのです)、今考えると本当に楽を出来ていたのだと思います。まあ楽しいのと楽なのは別ですけどね(苦笑)。

lexus5このテールランプのレンズは形状が結構複雑で、クリアーレンズのままだとそれが余り目立たないのですがそれに色味が付くと全体のラインが際立って美しいフォルムを感じられます。いつかはカバーレンズだけ外れて自分好みの形のレンズに交換できるような時代が来ると面白いのですが、それだと商売上がったりなのでやっぱりそれは止めて欲しいですかね(笑)。

それではこちらも完成次第改めて紹介させて頂きますね。どうぞもう少々お待ちくださいませ!