メガネフレーム×2 塗装完成

megane18 大変おまたせしました!メガネフレーム二個は本日完成となります。

恐らくこちらは元々はサングラスだったフレームに、度を入れたレンズを入れて作成したメガネだと思います。私もそのパターンで何個か作りましたので。最近は安くなりましたが昔は一個作るだけでも5万とか掛かってましたよね。

megane19 今回色はどちらもブラックで、クリアーのみを「艶有り」と「艶消し」で分けています。

ちなみにフレーム自体は同じ物ですからフロントとテンプルをそれぞれ替えてみるというのも可能かと思われます(そんな事しませんか・・・)。

megane20 私の場合はメガネ新しくする時に大体二個一緒に作りますが、結局どちらか一個だけしか使わなくなってしまうので、このパターンは中々良さそうですね。その日の気分に合わせて気軽に使い分けられそうです。

megane21 テンプルのフレームには飾り金具が付いていましたがそちらはそのまま一緒に塗り潰しています。通常はこんな事はしませんが、メガネフレームのこれに関してはどうにもならない所がありますし(マスキングも脱着も)、見た目的には全然変では無いので私的にはこの方法で宜しいかと思います。

megane22私的に思うこととしては、いずれメガネフレームも「自宅で3Dプリント」が可能になると思います。一般的にはフレームに合わせてレンズを削りますが、スキャナーの精度が高くなれば「レンズをスキャンしてそれに合わせたフレームデータを作成する」と言う事が近い将来身近になるのでは、と思う次第です。と言うかそれ以上に3Dプリンターは身近にやってくると思いますので。

ちなみに3Dプリンターでも着色は可能ですが、塗装の仕上がりにはやはり適わないと思います。そもそも着色樹脂の技術・製品は以前からある程度は確立されていて、ただそれでも塗装された物と樹脂素地そのままの物では質感も美観も全く違います。

この辺りを考えると3Dプリンターの普及は塗装にとって危惧される事では無く、これからもっと需要が高まるのでは、とも思っています。3Dプリントを使って自宅で手軽に一品物の制作は出来ても、これが塗装までとなると中々難しいですからね。職業でほぼ毎日やっている私でさえ上手くいく事の方が少ないですので・・・。

それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度のご依頼、誠に有難う御座いました!