大変お待たせしました!マツダアテンザの樹脂(プラスチック)製エンジンカバーは本日完成となります。
今回塗装したのはグリーンの部分で、中央のグレーの部分は当初からある樹脂の素地そのままです。グリーンはKawasakiバイクの定番でもあるライムグリーンとなります。エンジンルームでこういった色は中々見かけませんから塗っている時は少々不安ではありましたが、こうやって出来上がった物を見ると凄く良いと思います。グレーとの相性(面積比)が良いんでしょうね。
最初の状態も紹介します。元々はこんな感じで未塗装の樹脂素地そのままでした。
前方にあるロゴもこれがあるのと無いのではかなり違うと思います。色がシルバーなことも含めバランスが取れていますよね。
エンジンカバーの素材は不明なのですが、裏に付いている断熱材と溶着されていましたから恐らくはPP(ポリプロピレン)だと思います。こういったエンジンカバーには通常PA(ポリアミド)が使われますが今回の場合はちょっといつもとは違うような感じがしましたので。
ちなみにグリーンに塗った箇所の表面はザラザラとした梨地になっていて、通常そのまま塗装しても美しい仕上がりにはなりませんが、今回のような「艶消し」であればその辺りも目立たず「単に塗るだけ」といった仕様でもこのように見れる仕上がりになります。塗られている艶消しクリアーは通常使っている艶々のクリアーと同様の2液ウレタン(2:1)ですので耐久性(この場合は耐汚性ですか)も安心出来るかと思います。
それでは後ほど完成のお知らせメール差し上げますね。この度も御贔屓頂き有難う御座いました!