スターバックスタンブラー 下準備

star35 元々塗られていた塗膜には傷が結構あったので一旦全部剥がしてしまいます。ちなみに自動車部品であれば大抵の塗膜はしっかりしているのでこんな風に全部剥がす必要は無いのですが、量産品の塗装の場合は色々省かれている所があるので後の事を考えるとこうしてしまった方が確実だったりします。まあこの場合は形状が比較的フラットでエアーツール(ダブルアクションサンダー)が使えますから手間では無いんですよね。例えば自転車フレームで、段差の付いたラグやブレーキワイヤーなどのアウター受けが付いていると作業は一変して面倒になる為それだけ費用も上がってしまいます。剥離に溶剤が使えないカーボンフレームなどの下地処理費が高くなるのはそういう事ですね。とても時間が掛かるのです。

star36という事でサフェーサーの塗装が完了です。この後熱を掛けて完全硬化させたら表面を研いで本塗りとなります。

ちなみにここまでの作業でもこれ単体で行うとなると利益的には難しい物なのですが、他の物と一緒に作業する事で効率を良くしています。形と色が違っても下地作業は共通する所が多いのでそうやって現場を上手く回している訳です。

それでは作業進行しましたらまた紹介させて頂きますね。テールランプ系はもう少ししたら作業着手となりますのでどうぞもう少々お待ちくださいませ!